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『アイ・アム・レジェンド』『イエスマン』『レディ・プレイヤー1』新企画が存在していた

I Am Legend アイ・アム・レジェンド
©Warner Bros. Pictures 写真:ゼータイメージ

『アイ・アム・レジェンド』(2007)や『イエスマン “YES”は人生のパスワード』(2008)、『レディ・プレイヤー1』(2018)といった複数のワーナー・ブラザース作品の新企画が「積極的に」進められていたことがわかった。米The Hollywood Reporterが報じてる。

このたびの情報は、長年パートナーシップ関係にあった米ワーナー・ブラザースと豪製作会社ヴィレッジ・ロードショーの間で繰り広げられている訴訟において判明したもの。両社は『マトリックス』『オーシャンズ』『シャーロック・ホームズ』シリーズや『ジョーカー』(2019)といった大ヒット作品を共に手掛けてきたが、最新作『マトリックス レザレクションズ』の公開形式に関する契約不履行を巡って製作のヴィレッジ・ロードショーが配給のワーナーに対して訴えを起こしていた。

訴状によると、ワーナー側は共に手掛けてきた上述タイトルの続編・前日譚・TVシリーズといった新作企画の共同所有権・共同制作権をヴィレッジ・ロードショーから剥奪することを要求してしたという。そのタイトル群に、冒頭の『アイ・アム・レジェンド』や『イエスマン』『レディ・プレイヤー1』といった作品の新企画が含まれていたことが判明したのだ。このほか、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)や『シャーロック・ホームズ』『オーシャンズ』シリーズ、『かいじゅうたちのいるところ』(2009)といった映画の新企画も存在していたという。

現在、本件は仲裁中にあり今後の動きに関する見通しは立っていない。これに伴い、上述の新企画が継続されていくかどうかも未知数である。もっとも、本件に関与していない弁護士のニック・ソルトマン氏が語った私見によると、ワーナーはこれらの企画についてゴーサインを出すか否かの決定権を持っており、「作らない」という選択肢を持っているという。したがって、場合によっては列挙された新企画が日の目を見ない可能性も大いにあるということになる。ただし、ソルトマン氏は「単にヴィレッジ・ロードショーが権利の保有を諦めないというだけでワーナー・ブラザースがその決断を下せるかどうかは不透明である」とも付け加えている。

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Source: THR

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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