小島秀夫と『NOPE/ノープ』ジョーダン・ピールが本格タッグ、新作ゲーム『OD』が発表

日本を代表するゲームクリエイター、小島秀夫と『ゲット・アウト』(2017)『NOPE/ノープ』(2022)などの映画監督ジョーダン・ピールが本格タッグを組む。KOJIMA PRODUCTIONSの新作ゲーム『OD』が、2023年12月7日(現地時間)のThe Game Awardsにて発表された。Xbox Game Studiosとの共同制作になる。
公開されたティザー映像は、3名の男女が「腹ペコの紫恐竜は、やさしいキツネとおしゃべりなカニと、狂ったクジラを食べて物売り」と繰り返すのに続き、ドアが開く音、そして女性の絶叫する顔で構成されている。ゲームのジャンルやストーリー、システムは現時点で不明だ。
本作で小島は企画・脚本・ゲームデザインなどを担当し、クリエイティブパートナーのひとりとしてジョーダン・ピールとパートナーシップを締結。そのほか「様々なストーリーテラーをパートナーに迎え」る予定だというから、今後の発表にも期待したい。
『OD』の発表に際し、小島は「私たちはXbox Game Studiosと協力し、Xboxクラウド技術を用いた、非常にユニークで没入感のある、全く新しいスタイルのゲーム、いや ”新しいメディア” の創造に挑戦しています。この作品はゲームであり、同時に映画でもあるのです」と語った。
ティザー映像にも登場している通り、出演者は『IT/イット』シリーズや『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(2023)のソフィア・リリス、「ユーフォリア」(2019-)のハンター・シェーファー、『バクラウ 地図から消された村』(2019)のウド・キアー。続報の到着を待ちたい。
Source: KOJIMA PRODUCTIONS