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『さよなら、僕のマンハッタン』と『(500)日のサマー』の間にある共通点とは ─ 本編映像が到着

さよなら、僕のマンハッタン
© 2017 AMAZON CONTENT SERVICES LLC

『(500)日のサマー』(2009)『gifted/ギフテッド』(2017)のマーク・ウェブ監督最新作『さよなら、僕のマンハッタン』は、今なおファンの多い人気作『(500)日のサマー』とのメタ的な共通点が観られる。この度到着した本編映像をもとに考えてみよう。

この映像は、主人公トーマスと、彼が想いを寄せる女の子ミミが2人で訪れた美術館での一コマだ。冗談を言い合い、仲良さげな雰囲気の2人。ところが、ミミの「クロアチアのザグレブに留学するかもしれない」という突然の告白で空気は一変する。「それってひどい。君は僕の唯一の安らぎだ。あの夜は本物だった」と2人の恋愛関係を強く訴えるトーマスに対し、ミミは「あれは一夜限り」と軽く一蹴する。恋にのめり込み、子どもっぽさをのぞかせるトーマスとあくまでドライなミミは、今も根強い人気を誇るボーイミーツガール映画の金字塔『(500)日のサマー』のトムとサマーを彷彿とさせ、あのビタースウィートな気持ちを蘇えらせる。必死にミミの気を引こうと、「“友達”はよせ」「美人の常套句だからさ」と強気の決め台詞を吐き、背を向けて歩き出すトーマス。しかし結局は、そんなトーマスを横目に立ち去っていくミミの後を追いかけていってしまう。あしらわれながらも好きな女の子を追いかけてしまう、まさに『(500)日のサマー』のトムを思い起こさせるワンシーンだ。

さよなら、僕のマンハッタン
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キュートな小悪魔的ヒロインが登場する以外にも、主人公の名前が共に“トーマス”であることなど、共通項は多々見受けられる。『(500)日のサマー』で象徴的なシーンに登場する、名作『卒業』。そのテーマソングといえばサイモン&ガーファンクルの『サウンド・オブ・サイレンス』であり、本作でも、同じくサイモン&ガーファンクルの『ニューヨークの少年』が印象的に使われている。また、両作品ともナレーションをのせたイラストを使用していること、音楽を軸にしたおしゃれでスタイリッシュな演出を行っていることも、センス溢れるウェブ監督作品の特徴といえるだろう。

トーマスとミミの恋の行方は、トーマスの父の愛人ジョハンナが登場することで『(500)日のサマー』とは違った様相を呈してくるので、本編をお楽しみに。

映画『さよなら、僕のマンハッタン』は2018年4月14日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国順次公開。

『さよなら、僕のマンハッタン』公式サイト:http://www.longride.jp/olb-movie/

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THE RIVER編集部
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