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ビル・マーレイ主演&ソフィア・コッポラ監督『オン・ザ・ロック』予告編が公開 ─ A24&Apple TV+の初タッグ作

『オン・ザ・ロック』
Apple TV

『ロスト・イン・トランスレーション』(2003)などで知られるソフィア・コッポラ監督が、俳優ビル・マーレイと17年ぶりにタッグを組んだ新作映画『オン・ザ・ロック』の予告編が公開された。

『オン・ザ・ロック』は『ブリングリング』(2013)にてコッポラ監督と仕事を共にした映画会社A24と、Apple TV+が提携を結び製作された最初の作品。舞台はアメリカ・ニューヨーク、妻ローラは、仕事で帰宅が遅くなる一方の夫ディーンに対して、疑問を抱き始めていた。そこで、伝説の遊び人である自分の父親フェリックスと共に、夫を尾行することになる。調査を進める中、次第に親子の関係性も浮き彫りになっていく……。

『オン・ザ・ロック』
Apple TV

「お父さん、久しぶり」「元気にしているか?」。予告編は親子が久しぶりの食事会に向かう場面から始まる。道端で見知らぬ美人女性に娘の前でも構わず声を掛ける、洒落た服装に身を包む、遊び人の父親。「君は本当に美しいね」。食事の席に着いた父親は娘に、「旦那は最近忙しいのか?」と家庭の近況について尋ねる。「彼は顧客との出張が多くてね」「なるほど、浮気の可能性があると思った人は挙手して」「彼は真面目だからありえない。あなたとは違うの」。浮気とは考えられない様子の娘に対して、父親は調査すべきだと娘に提案。「何かあるのならば、知っておくべきだ。尾行して、浮気現場を押さえよう」。

「それで身を隠しているつもりなの?」。赤いオープンカーで娘を迎えに来た父親と二人の尾行が始まる。それなりに深刻な状況にもかかわらず、浮気調査を楽しむ父親に娘が一言。「楽しそうにしないで。私の人生が懸かっているのよ」。最後まで基本的に明るい雰囲気の場面が続く中、親子の他愛もない冗談で予告編は幕を閉じた。「女性は何故、整形するのかな?」「あなたみたいな男がいるからよ」「僕は自然の素顔の方が好きだ」「そうじゃなくてもでしょう」「それは褒め言葉として受け取らせてもらう」。

『オン・ザ・ロック』
Apple TV

出演者には父親フェリックス役にビル・マーレイ、ローラ役に『ソーシャル・ネットワーク』(2010)のラシダ・ジョーンズ、夫ディーン役に『ネイキッド』(2017)のマーロン・ウェイアンズが名を連ねている。なお、予告編でも流れていた音楽はフェニックスの新曲「Identical」だ。

『オン・ザ・ロック』は2020年10月にApple TV+にて配信開始。米国では劇場でも公開予定だ。

Source: Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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