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伝説の西部劇『ウエスタン』オリジナル版、「映画史上最も偉大なオープニング」がビジュアル化 ─ 2時間45分、待望の日本初公開

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト
©1968 BY PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.

1969年に『ウエスタン』として日本初公開された、巨匠セルジオ・レオーネの超大作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』オリジナル版(2時間45分)が、2019年9月27日(金)より日本初公開となる。このたび「映画史上最も偉大なオープニング」と評された場面を基にした、スタイリッシュかつ凄みの漂う本ビジュアルが到着した。

美術監督カルロ・シーミの独創的デザインによる巨大な寄木細工のごとき駅の停車場に、同じくシーミのデザインによるロングコートをまとった3人のガンマンが立ち、その視線の先、線路の向こうには“ハーモニカ”の姿が小さく見える。広大な空間と鮮烈な構図が印象的なビジュアルは、映画のオープニング・シーンから発案されたものだ。

2014年11月、米映画サイトTaste of Cinemaが発表した「映画史上最も偉大なオープニング・シーン20」で、本作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』は第1位に選ばれた。駅舎の内外で列車の到着を待つガンマンたちの超クローズアップとミディアムショット、荒野俯瞰の大ロングショットを組み合わせた空間表現のほか、沈黙と静寂が支配する重い時間の中、回転する風車が発する耳障りな擦過音や飛び回るハエの羽音、天井から落下する水滴が跳ねる音、突如響きわたる列車の汽笛、ランダル銃の弾丸装填音など、さまざまな環境音がドラマティックに強調されている、ケレンに満ちたレオーネ演出の極致ともいうべきオープニングとなっている。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト
©1968 BY PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.

大陸横断鉄道敷設によって新たな文明の波が押し寄せていた西部開拓期。ニューオーリンズから西部に嫁いできた元・高級娼婦のジルは、何者かに家族全員を殺され、広大な荒地の相続人となった。莫大な価値を秘めたその土地の利権をめぐり、ジルは、鉄道会社に雇われた殺し屋、家族殺しの容疑者である強盗団のボス、ハーモニカを奏でる正体不明のガンマンらの熾烈な争いに巻き込まれていく…。

クリント・イーストウッド主演『荒野の用心棒』(1964)『夕陽のガンマン』(1965)『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』(1966)を大ヒットに導き、イタリア製西部劇=マカロニ・ウエスタンのブームを巻き起こした巨匠セルジオ・レオーネが、本作では自らの作家性を全面的に強調。共同原案は若き日のベルナルド・ベルトルッチとダリオ・アルジェント、音楽は天才エンニオ・モリコーネという錚々たる顔ぶれが担当した。

本作は1969年の初公開時にヨーロッパで高評価と大ヒットを獲得したが、アメリカや日本ではオリジナル版から大幅に短縮され、批評家からも無視された。しかし70年代以降、主に海外で評価を高め、スタンリー・キューブリックやマーティン・スコセッシら名監督が絶賛し、各メディアでも賞賛を浴びるようになった。これまで日本で上映される機会のなかったオリジナル版が、レオーネの生誕90年・没後30年にあたる今年、ついに日本の大スクリーンにやってくる。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト
©1968 BY PARAMOUNT PICTURES CORPORATION. ALL RIGHTS RESERVED.

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』は2019年9月27日(金) 丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』公式サイト:http://onceinthewest2019.com/

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THE RIVER編集部
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