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実写「ONE PIECE」は全12シーズンやりたいとプロデューサー ─ 「漫画から絶対にカットできない部分は全員が一致している」

ONE PIECE
One Piece. (L to R) Mackenyu Arata as Roronoa Zoro, Jacob Romero Gibson as Usopp, Iñaki Godoy as Monkey D. Luffy, Emily Rudd as Nami, Taz Skylar as Sanji in season 1 of One Piece. Cr. Casey Crafford/Netflix © 2023

実写版「ONE PIECE」のシーズン1では、原作1巻から12巻にあたる「東の海(イーストブルー)」が全8話で描かれた。コミック単行本はすでに106巻、週刊少年ジャンプで連載中のエピソードは第1090話を超えているが、ドラマ版は最終的に何シーズンを構想しているのだろうか?

製作を手掛けるTomorrow Studioのマーティ・アデルスタイン&ベッキー・クレメンツは、「12シーズンを希望しています」と米Deadlineに語っている。

「 漫画は現時点で1080話を超えています。(共同ショーランナーの)マット・オーウェンズとは、どうやって複数シーズンに分割するかという計画を立てています。6シーズンやったとしても、おそらく漫画の半分までしかいかないでしょう。本当に延々と続くかもしれません。」

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Netflixシリーズ「ONE PIECE」2023年8月31日(木)世界独占配信 / (C)尾田栄一郎/集英社

6シーズンまで続けるのは「簡単」と述べたクレメンツだが、実際のところシーズン3以降の話は「広く話し合っていない」とのこと。今後のシーズンのロードマップを聞かれ、次のように語っている。

「私たちが行うことはすべて、Netflix、集英社、尾田(栄一郎)さんとの共同作業であり、彼らは話し合いの一部に参加しています。シーズン2をどうするかについてより綿密な話し合いをしたのは確かですが、シーズン3からシーズン6については、それほど広くは話し合っていません。

ひとつだけ言えるのは、漫画から絶対にカットできない部分について、私たち全員が一致していること。それが私たちの指針となっています。(中略)なので、それが今後のシーズンを作っていく上でのスタートです。多くの話し合いが必要になりますが、ロードマップができたことは嬉しく思います。」

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またクレメンツは、シーズン1ミッドクレジットシーンでの、“白猟のスモーカー”の登場にも言及。これには漫画の「次の章につなげる」意図があり、「ファンにちょっとした足がかりを与えたかった」と語っている。「私たちにクリエイティブな計画があることを示したかったし、ファンが喜ぶと思ったので、撮影後に(最後のシーンを)追加しました」。

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「ONE PIECE」シーズン2の脚本はすでに完成済みであり、「1年から1年半の間に、配信の準備ができるかもしれない」と伝えられている。脚本家・俳優たちによるストライキが終了次第、2024年初頭頃からの動き出しを視野に入れているそうだ。

Source:Deadline

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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