実写版「ONE PIECE」、ナミのアーロンパーク編の再現を尾田栄一郎が「完璧」と評する

尾田栄一郎の人気コミックを実写化するNetflixドラマ「ONE PIECE」は、全8話で「東の海(イーストブルー)編」を描くといわれている。原作初期のさまざまな名場面が実写でどう表現されるのか、楽しみにしている人は多いだろう。
そんな原作ファンに朗報だ。ナミ役エミリー・ラッドによると、誰もが涙したあのシーンは、尾田から「完璧」とお墨付きをもらったという。
尾田栄一郎が手掛ける『ONE PIECE』は、ゴール・D・ロジャーという伝説の海賊王が残した“ひとつなぎの大秘宝”を巡り、モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味が冒険へと繰り出す壮大な物語。尾田は実写化企画に製作総指揮として参加しており、海外製作を成功させるべく、「僕が納得できなかったら公開を延期すると約束」したことを明かしている。
そんな尾田が内部試写で絶賛したのは、航海士・ナミの辛い過去が明らかとなるアーロンパーク編。故郷ココヤシ村を救うため、魚人アーロンの支配下で孤軍奮闘してきたナミが、泣きながらルフィに「助けて…」と漏らすシーンだ。そんなナミにルフィは大切な麦わら帽子かぶせて「当たり前だ!!!!!」と叫ぶ。『ONE PIECE』屈指の名シーンのひとつだ。
このシーンを尾田から一言「完璧です」と評価されたラッドは、豪メディアThe Mary Sueのインタビューで「もう死にました。どうか私を安らかに眠らせて」と興奮のコメント。もともと『ONE PIECE』の大ファンを公言しているラッドだけに、きっと計り知れないほどの喜びだったに違いない。
なお、実写版のキャストはラッドのほか、モンキー・D・ルフィ役のイニャキ・ゴドイ、ロロノア・ゾロ役の新田真剣佑、サンジ役のタズ・スカイラー、ウソップ役のジェイコブ・ロメロ・ギブソンなどフラッシュな顔ぶれが出演。クリエイターは、「HELIX -黒い遺伝子-」(2014‐2015)のスティーヴン・マエダ、「ルーク・ケイジ」(2016)のマット・オーウェンズが務める。
Netflixシリーズ「ONE PIECE」は、2023年8月31日(木)より世界独占配信スタート。
▼ 「ONE PIECE」の記事
『天使にラブ・ソングを…』ウーピー・ゴールドバーグが実写「ONE PIECE」を絶賛 ─ 「普段はテレビを観ないけど」 「大スクリーンで観られないのが残念」 実写「ONE PIECE」チョッパー映像化の可能性を探る ─ ソニック&ピカチュウ路線か、アーロン同様の人間ベースか? 製作陣の考えは? 実写「ONE PIECE」Dr.くれは役熱望のジェイミー・リー・カーティスに「話しましょう」と製作者が反応 本当に叶っちゃうかも 「ONE PIECE」チョッパーどう実写化? ─ ショーランナーが語るヒントは「アンブレラ・アカデミー」に 「CGはお金がかかる」 実写「ONE PIECE」プロデューサー、撮影1週目に成功を確信 ─ ルフィ役の姿に100人のベテランが納得 彼こそが海賊
Source:The Mary Sue