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実写「ONE PIECE」なぜ成功? ─ 「西洋化されていない」と製作者、「なぜカタツムリ(電伝虫)が通信手段なのかも説明しない」

ONE PIECE
(C) 尾田栄一郎/集英社

Netflixの実写版「ONE PIECE」は、シーズン1で配信開始後すぐに週間グローバルTOP10で1位に輝き、2023年の下半期ドラマシリーズ部門で最も視聴された作品に。評判を受け、2026年3月10日からはシーズン2が配信開始となる。

成功した背景には、ハリウッドによるマンガ実写化で陥りがちな“ある発想”を避けていることがあるという。シーズン2の共同ショーランナー、ジョー・トラッツが米Empire誌のインタビューで明かした。

「これまで西洋の映像業界が(日本の)マンガを映像化する際、“どうすれば自分たちの視聴者が慣れ親しんだものに近づけられるか?”という考えになりがちでした」とトラッツは指摘。「しかし『ONE PIECE』では、何の変更も検閲もしていません」として、「電伝虫」を例にこう語っている。

「本作は、なぜテレパシー能力のあるカタツムリ(電伝虫)が主要な通信手段なのかを説明しません。ただ説明なしに提示するだけです。」

原作でもそのような説明はされていないが、日本語では「電伝」という漢字表記と“でんでん虫”の語呂が重なることで、その意図は自然と腑に落ちる。本シリーズはハリウッド主導の実写化でありながら、こうした設定をあえて“西洋化”せず、原作の世界観をそのまま貫く選択をしているようだ。

なおドラマ版「ONE PIECE」は物語の展開に一定の変更はあるものの、そのすべてを原作者・尾田栄一郎氏が監修しており、作品の“精神”への忠実さは保たれている。こうした原作を尊重する制作姿勢こそが、幅広いファンから支持を集める理由のひとつだろう。

 ONE PIECE
(C) 尾田栄一郎/集英社

Netflixシリーズ「ONE PIECE」シーズン2は2026年3月10日(火)より世界独占配信。

Source:Empire (via Comicbook.com)

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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