『ONE PIECE』実写ドラマ化、原作のコメディ要素を継承 ─ 脚本家「コミックを要約すると三つの要素がある」

日本を代表する超人気コミック『ONE PIECE』の実写ドラマ化企画をNetflixが準備中だ。本作では原作の魅力の一つでもある、麦わら海賊団が引き起こす「コメディ要素」が継承されるのだという。
この度、本作の脚本を手掛けるマット・オーウェンズが、ポッドキャスト「THE REVERIE」に登場した。『ONE PIECE』の魅力の一つとして、「非常に笑える作品であり、コメディ要素が含まれていることが重要なのです」と語っている。もっとも、原作で描かれるコメディ要素を実写に落とし込むには、乗り越えなければならない課題もあるようだ。
「一部は非常に東洋的です。無礼だと思われるかもしれませんが、時に少し子供的とも言えますよね。如何にユーモアを持たせられるのか。これが重要ですね。ユーモアを保ちながら、笑える作品にします。」
なお、「人生を救われました」と公言するほど、マット・オーウェンズは『ONE PIECE』に思い入れがあるのだ。原作を愛する脚本家は、実写化企画に着手する際に、『ONE PIECE』について以下のように製作陣に説明したのだという。
「『ONE PIECE』を要約すると、三つの要素があると説明しました。人々を笑わせ、泣かせ、衝撃を与えると。いずれかの要素が全てのエピソードで捉える事が出来れば、作品は上手くいったと言えるでしょう。こういうことを心がけながら取り組んでいます。」
Netflixオリジナルシリーズ「ONE PIECE」は、全10話構成で製作予定。製作・配信時期は不明。
Source: Comicbook.com , THE REVERIE