「ONE PIECE」シーズン2、スモーカー役は誰が演じる? ─ 7人のハリウッド俳優で妄想キャスティング

Netflix実写シリーズ「ONE PIECE」は早くもシーズン2への更新が発表され、ネット上では物語の展開を予想する声も出てきている。直近では、シーズン2で初登場すると発表されたチョッパーの恩人であるDr.くれは役に著名俳優のジェイミー・リー・カーティスが自ら名乗りを挙げたことが話題となっていたが、キャスティングも気になるポイントだろう。
共同ショーランナーを務めたマット・オーウェンズによれば、現時点でシーズン2のキャスティングは行われていないという。シーズン1は比較的知名度の低い俳優を中心に構成されたキャスティングだったが、もしも新シーズンで大物俳優が出演したら……?
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— ONE PIECE スタッフ【公式】/ Official (@Eiichiro_Staff) January 25, 2022
本記事では、シーズン1のラストで登場が示唆された“白猟の”スモーカーの妄想キャスティングを行ってみた。トレードマークのグレイヘアと2本の葉巻が似合いそうなハリウッド俳優を7名ピックアップし、色んなスモーカーを想像してみよう。
クリス・パイン

一人目は、クリス・パイン。リブート版『スター・トレック』シリーズのカーク船長役で認知している方が多いだろう。
『スター・トレック』シリーズ出演後は『ワンダーウーマン』シリーズのスティーブ役でも話題となったパインは、現在43歳。容姿は年々渋みを増し、『スター・トレック』出演時に印象的だったブロンドヘアにはグレイヘアが混じり込んでいる。
近年の出演作においては、『ザ・コントラクター』(2022)や『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(2023)といったアクション作品でエネルギッシュな役柄を継続する一方、『ドント・ウォーリー・ダーリン』(2022)のカルトリーダー的な町の教祖役といった落ち着いた役どころも増えてきた。最新作はディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』。主人公のヒロインが暮らす国の王様役で、悪役のポジションだ。

36歳という設定のスモーカーは43歳のパインと僅か7歳差。年齢のギャップも小さく、勢いと威厳のバランスが取れたスモーカーが見られそう。強いて懸念点を挙げるならば、そのスリムなスタイルが逆三角ボディのスモーカーに合うかどうかだが、これは筋トレ次第でなんとかなるはずだ。
マッツ・ミケルセン

続いては、グレイヘアの代表格と言っても過言ではない“北欧の至宝”、マッツ・ミケルセン。『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)のル・シッフルや『ドクター・ストレンジ』(2016)のカエシリウス、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(2022)のグリンデルバルド、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)のユルゲン・フォラーと名だたる大作のヴィラン役を演じてきたマッツならば、ルフィら麦わらの一味を狩ろうとするスモーカー役に申し分ないだろう。
また、マッツは愛煙家としても知られており、葉巻の扱いもお手のものだ。グレイヘアも相まって、顔面はもう完成していると言ってもいい。パインと同じくスリムなマッツだが、大人の色気たっぷりなスモーカーが成立してしまうかもしれない。
ちなみに、マッツは2023年の東京コミコンにゲスト参戦予定。当日、アンバサダーを務めるのは「ONE PIECE」ゾロ役の新田真剣佑。2人の対面で、何らかのミラクルが起きたりして……。
ジョシュ・ブローリン

ここからは、ハリウッド屈指の肉体派が続く。3人目は、ジョシュ・ブローリン。『ボーダーライン』シリーズや『オンリー・ザ・ブレイブ』(2017)、『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)など屈強な男を演じることが多く、スモーカーのイメージにもぴったりだ。
『アベンジャーズ』シリーズのサノス役では全身紫だったブローリンも(実際はモーションキャプチャー撮影)、現実世界ではグレイヘアの似合うイケオジだ。また、ブローリン・スモーカーを一番イメージしやすいのが、『デッドプール2』(2018)のケーブル役だろう。グレイヘアをかっちりトップでまとめた髪型はスモーカーそのものだ。

マッツ同様、悪役をこなしてきたブローリンであれば、持ち前の野太い声でスモーカーを難なく演じることができそうだ。葉巻姿もかなりお似合い。
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ジョー・マンガニエロ
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4人目は、ジョー・マンガニエロ。『ジャスティス・リーグ』(2017)のデス・ストローク役で知られている。
スモーカーは身長が209センチあるが、マンガニエロは196センチと2メートル近い体格のアドバンテージは大きい。短髪オールバックの髪型もよく見られ、スモーカーを容易に想像できる。
マンガニエロは2018年公開の『ランペイジ 巨獣大乱闘』で、猛獣たちを巨大化させるサンプルの回収に派遣されたチームのボスを演じ、そこでは狩り人としてのポテンシャルを見せた。残念ながら同作では猛獣に喰われてしまったが、海賊狩りに燃える白猟のスモーカーでもう一度リベンジしてほしいところ。
ドルフ・ラングレン

5人目は、ハリウッドの大ベテラン枠からドルフ・ラングレン。言わずとしれた超肉体派俳優だ。
1985年、『007 美しき獲物たち』で役者デビューを飾ったラングレンは、同年に出演した『ロッキー4/炎の友情』のイワン・ドラコ役で大ブレイク。以降、作品の大小問わず多くのアクション映画に出演してきた。
ラングレンは現在65歳。36歳のスモーカーを演じることに違和感を抱く方もいるだろう。しかし、若かりし頃のマッスルボディを現在もキープするラングレンはスモーカーを演じるのに必要な屈強な体格、人間としての渋みを兼ね備えており、不足するものはない。
また愛煙家のラングレンは、自身のInstagramで度々葉巻を咥える姿を披露しており、スモーカー役としてのポテンシャルが高い。ラングレンなら、武器の十手(じって)を持たずとも、素手でねじ伏せてしまえそうだ。
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スティーブン・ラング

6人目は、同じくベテラン枠からスティーブン・ラング。『アバター』シリーズのクオリッチ大佐役や『ドント・ブリーズ』シリーズの盲目老人役などで知られている。
ラングが演じてきたクオリッチ大佐と盲目老人に共通しているのが、異常なまでの執着心だ。これはスモーカーの重要な資質とも言え、“白猟のスモーカー”たらしめる所以でもある。
71歳のラングだが、その強靭な肉体は他の候補者も凌駕するほど。Instagramでは“モクモク”と筋トレに打ち込む様子を度々更新しており、「Iron Yoga」と呼ばれる両手にダンベルを持ちながら体幹を鍛える高度なヨガを披露している。
普段の姿もスモーカーと同じグレイヘアーの短髪スタイルのラング。特に役作りすることなく、そのまま撮影入りできそうなほどの完成度は大きなアドバンテージと言える。
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ジョン・シナ

最後の候補者は、近年のハリウッドで頭角を表すジョン・シナだ。『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)や『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023)』など、ハリウッドの大作アクションに立て続けに出演した。
WWEの伝説的プロレスラーでもあるシナなら、変幻自在のフットワークを見せるスモーカーを演じられそう。フィジカル的にも申し分のないシナは、『新スースク』のピースメイカー役や『ワイスピ』のジェイコブ・トレット役で、悪役としての幅の広さも証明済みだ。
全身ガッチリしすぎた体格は、高身長・逆三角形マッチョであるスモーカーに対し、ヘヴィな印象を与えるが、威圧感も増量でかえってちょうど良いかもしれない。煙だけを残して姿を消すことができるスモーカーだ。もしシナが演じることになったら、ぜひとも「You Can’t See Me(みえっこねぇ)」と言ってほしい。
妄想キャスティングは以上となるが、このほかシルヴェスター・スタローンやジョージ・クルーニー、ヒュー・ジャックマン、ジェイソン・ステイサムなど、スモーカー役が似合いそうな大物俳優は大勢いる。脚本家・共同ショーランナーを務めるマット・オーウェンズによれば、スモーカー役のキャスティングはこれからとのことで、その座を射止める俳優が誰になるのか注目が集まるところ。あなたは、どの俳優にスモーカーを演じてほしい?