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ノーラン新作『オッペンハイマー』は3時間? ─ マット・デイモン「まったく長さを感じない、あっという間」

マット・デイモン
Photo by NASA/Bill Ingalls https://commons.wikimedia.org/wiki/File:%27The_Martian%27_World_Premiere_(NHQ201509110004).jpg Remixed by THE RIVER

『ダークナイト』トリロジーや『インターステラー』(2014)などでメガホンを取った巨匠、クリストファー・ノーラン監督による新作映画『オッペンハイマー(原題:Oppenheimer)』に出演するマット・デイモンが、本作の上映時間に言及した。

最新出演作『AIR/エアー』のプレミアでレッドカーペットに姿を見せたデイモンが、米Varietyの取材に対応。「『オッペンハイマー』は3時間ですね。もう観賞しましたか?」とインタビュアーに誘導尋問的に話題を振られたデイモンは、「観ましたよ。最高でした」と回答。さらに追い討ちをかけるように「映画の長さは?」と質問を連投されると、「3時間ですよ。キリアンは観客が望む全てです。彼は驚異的です」と言葉に熱を込めながら 主演のキリアン・マーフィーを絶賛した。

「(映画が長いため)休憩は必要でしたか?」との問いにデイモンは、「いいえ、全くです。それは驚きでした。観賞後にクリス・ノーランに映画の長さを訊いたんです。そんなに長いとは感じなかったから、3時間だと知ってビックリしました。ほぼ3時間だと思います。あっという間でしたよ」とコメントした。

『オッペンハイマー』は、第二次世界大戦における原子爆弾の開発・製造計画、「マンハッタン計画」を主導し、「原爆の父」として知られるアメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーを描く作品。『インセプション』(2010)『ダンケルク』(2017)など、ノーラン作品の常連として知られるキリアン・マーフィーが主演。デイモンは、マンハッタン計画を指揮したレズリー・グローヴス役を演じる。

その他には、オッペンハイマーの妻キャサリン役でエミリー・ブラント、共産党員で精神科医のジーン・タトロック役でフローレンス・ピュー、アメリカ原子力委員会の元会長ルイス・ストロース役でロバート・ダウニー・Jr.、「水爆の父」として知られる物理学者エドワード・テラー役でベニー・サフディが出演。ラミ・マレックやゲイリー・オールドマン、デイン・デハーン、マシュー・モディーンらもキャストに名を連ね、強力な布陣となっている。

上映時間が「3時間」前後になるという映画『オッペンハイマー(原題:Oppenheimer)』は、2023年7月21日に米国公開予定。

Source:Variety

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。