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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』新作映画、タイトルは「クリフ・ブースの新たなる冒険」に?

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
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デヴィッド・フィンチャー監督、クエンティン・タランティーノ脚本による『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』新作映画のタイトルが、『The Continuing Adventures of Cliff Booth(原題)』となる可能性が浮上してきた。日本語訳するならば「クリフ・ブースの新たなる冒険」だろうか?

本作は2025年4月1日(米国時間)に報じられたもので、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)でブラッド・ピットが演じたクリフ・ブースのスピンオフ作品。タランティーノは監督引退作として準備していた『The Movie Critic(原題)』でもブースを登場させる計画だったが、この企画がお蔵入りになったため、ピットがフィンチャーに打診し、Netflixで実現することになったとされる。

今回の情報によると、本作でクリフ・ブースはハリウッドのスタジオのフィクサーになっているとのこと。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』ではレオナルド・ディカプリオ演じる俳優リック・ダルトンの運転手兼スタントマンだったが、いったいどのような変化があったのだろう?

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気になるのは、タイトルと設定に関する新情報の出どころがやや曖昧な点だ。情報源の米Deadlineはこれを単独で報じておらず、なぜか『Sinners(原題)』のライアン・クーグラー監督&マイケル・B・ジョーダンへのインタビュー記事のなかに、あくまでもインタビュアーの発言として織り込んでいる。単独で記事化するには弱いと判断したのか、別の理由があったのか。この発言が実際に取材現場で飛び出したものではなく、編集段階で挿入された可能性もある(それくらい唐突にこの情報は差し込まれており、記事中ではクーグラー&ジョーダンも反応していない)。

ともあれ、既報によると本作は2025年7月にも撮影開始予定で、製作費は約2億ドル。クリフ・ブース役にはブラッド・ピットが続投するが、その他のキャスティングは明らかになっていない。正式タイトルや詳細情報を含め、Netflixの正式発表が待たれる。

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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