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キアヌ・リーブス主演&ジョナ・ヒル監督作、Appleが配給権を獲得 ─ 「ダークなハリウッド」描くブラックコメディ

キアヌ・リーブス ジョナ・ヒル
Nathan Congleton https://www.flickr.com/photos/nathancongleton/32517046162/ | Harald Krichel https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Jonah_Hill-4939.jpg | Remixed by THE RIVER

『マトリックス』『ジョン・ウィック』シリーズのキアヌ・リーブス主演、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)などの俳優ジョナ・ヒルが監督を務める『Outcome(原題)』の配給権をAppleが獲得した。米The Hollywood Reporterが報じている。

本作は2022年11月に第一報が伝えられたもので、キアヌ&ジョナの大型タッグが話題を呼んでいた。4ヶ月以上にわたる配給権の争奪戦を経て、Apple Original Filmsが権利を獲得。ホアキン・フェニックス主演&リドリー・スコット監督『ナポレオン(原題)』や、レオナルド・ディカプリオ主演&マーティン・スコセッシ監督『キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン(原題)』などの大型作品が続々控えるAppleに、再び強力な一作がラインナップされたことになる。

報道によると、本作は“ダークなハリウッド・ストーリー”を描くブラック・コメディ。キアヌは現在も出演交渉中だが、契約が締結されれば、傷ついたスター俳優のリーフ役を演じる。謎めいた映像をネタに脅迫されたリーフは、自身のトラウマに折り合いをつけるため、暗い過去の深淵に身を投じることになる……。

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ジョナ・ヒルは監督・脚本・製作を兼任するほか、自らも俳優として出演する予定。共同脚本にはエズラ・ウッズ、製作陣にはジョナの製作会社Strong Babyよりマット・ダインズ&アリ・グッドウィンが名を連ねた。

『21ジャンプストリート』シリーズや『マネーボール』(2012)『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などで知られるジョナは、監督として『mid90s ミッドナインティーズ』(2018)やドキュメンタリー映画『スタッツ:人生を好転させるツール』(2022)を手がけ高い評価を得ている。2023年1月には、脚本・製作・主演を務めたNetflix映画『ユー・ピープル ~僕らはこんなに違うけど~』も配信された。

ジョナとAppleのタッグは、マーティン・スコセッシ監督による、ロックバンド「グレイトフル・デッド」ジェリー・ガルシアの伝記映画(タイトル未定)に続いて本作が2度目。ただし同作も現時点では企画開発段階にあり、どちらが先に実現するかはわからない。

キアヌ・リーブス主演&ジョナ・ヒル監督『Outcome(原題)』の公開・配信時期は未定

Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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