セガ『アウトラン』破壊王マイケル・ベイがハリウッド映画化決定 ─ シドニー・スウィーニー製作参加

株式会社セガは、1986年よりアーケードゲームとして登場した『アウトラン』を米ユニバーサル・ピクチャーズと共にハリウッド映画化すると発表した。監督は“ハリウッドの破壊王”マイケル・ベイ、製作は今最も注目されるひとりシドニー・スウィーニーが務める。
セガの『アウトラン』シリーズは、アーケード用タイトルとして誕生し、1980年代に世界的にヒットしたドライブゲーム。各コースの風景の美しさを堪能しながら疾走するドライブゲームという新しいジャンルを開拓し、「アウトラン」と呼ばれるエレクトロニック・ミュージックのサブジャンルを生み出した。家庭用ゲーム機向けタイトルを含めて、数多くのシリーズ作品をリリースしており、セガを代表する世界的な人気シリーズのひとつだ。

マイケル・ベイは『トランスフォーマー』シリーズや『アンビュランス』など、ド派手な映像を得意とするアクション監督。自身の製作会社プラチナム・デューンズのブラッド・フラーとともにプロデューサーとしても参加する。脚本は『ポーラー 狙われた暗殺者』で知られるジェイソン・ロスウェル。

『恋するプリテンダー』、『Immaculate(原題)』シドニー・スウィーニーとセガの中原徹がプロデューサーを務め、セガの内海州史が製作総指揮として参加する。スウィーニーが出演も務めるかどうかは不明。このほかバンダイバムコと米レジェンダリーによる『機動戦士ガンダム』実写映画の主演にも交渉中と報じられている。
ユニバーサル・ピクチャーズは、ゲーム原作の映画として全世界興行収入14億ドルを記録した『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023)、全世界興行収入2億9,000万ドルを達成した『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』(2023)とヒットが続く。本作『アウトラン』でも、これらに続く成功が期待される。
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