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「オザークへようこそ」シーズン4製作決定、ついに完結 ─ 全14話に拡大、バード家に「大きな問題」到来へ

オザークへようこそ シーズン3
Netflixオリジナルシリーズ「オザークへようこそ」シーズン1~3 独占配信中|Steve Deitl/Netflix © 2020

Netflixオリジナルシリーズ「オザークへようこそ」シーズン4の製作が決定、これをもってシリーズが完結することがわかった。米Netflixが発表した。

「オザークへようこそ」は、ファイナンシャルプランナーのマーティ・バードと家族たちが、麻薬カルテルの資金洗浄を請け負うべくオザークへ移住し、裏社会の闇と陰謀、争いに引きずり込まれていく物語。Netflixはシーズン4について、「シカゴ郊外での生活から、オザークでの犯罪生活へ。バード家の物語が、新シーズンで最終章を迎える」との短いシノプシスを公開した。

シーズン1~3は全10話構成だったが、完結編となるシーズン4は全14話構成に物語を拡大。7話ずつ、2パートに分かれての登場する。脚本・製作総指揮にはクリス・マンディが続投し、主演・監督・製作総指揮のジェイソン・ベイトマンと引き続きタッグを組む。前シーズンから、出演者のローラ・リニー、ジュリア・ガーナー、ソフィア・フブリッツ、スカイラー・ゲルトナーらも復帰する見込みだ。なお、シーズン4ではローラ・リニーも製作総指揮を兼任する。

製作決定にあたり、ベイトマンは「大型のシーズンになるということは、バード家に大型の問題が降りかかるということ。派手な結末を楽しみにしています」とコメント。かたやマンディは「バード家の物語を正しく終えるため、『オザークへようこそ』には長い時間が必要であることをNetflixが理解してくださったことを一同うれしく思っています」と感謝を表明した。

「オザークへようこそ」は2017年に配信がスタートするや、視聴者からの高い支持を受け、Netflixを代表する人気作のひとつとなった。2019年のエミー賞ではジェイソン・ベイトマンが監督賞を、ジュリア・ガーナーが助演女優賞を受賞し、ほかにも多数の賞にノミネートされている。

なお、Netflixは「オザークへようこそ」シーズン4の配信スケジュールを明らかにしていない。新型コロナウイルスの影響を受け、Netflixはほぼすべての企画を一時停止しており、撮影の再開に向けて少しずつ動き出している状況だ。続報を待とう。

Netflixオリジナルシリーズ「オザークへようこそ」シーズン1~3は独占配信中。

Source: Deadline, Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。