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『ジャスティス・リーグ』サイボーグ役レイ・フィッシャー、ジョス・ウェドン擁護発言を「全力で撤回したい」一体なぜ

ジャスティス・リーグ
© JUSTICE LEAGUE and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics. © 2017 Warner Bros. Entertainment Inc. and RatPac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved.

DC映画『ジャスティス・リーグ』(2017)サイボーグ/ビクター・ストーン役のレイ・フィッシャーが、映画を降板したザック・スナイダーに代わって製作を引き継いだジョス・ウェドン監督(『アベンジャーズ』2012 など)を擁護する発言を「撤回したい」とコメントしたことで物議を醸している。

レイが持ち出したのは、2017年のサンディエゴ・コミコンにて「ジョスは素晴らしい人で、ザックは良い人を選んでくれた。彼のために綺麗に仕上げてくれた」と話している映像。ところがレイはこの度InstagramとTwitterで、「時間をとって、この時の発言の全てを全力で撤回したい」と発言したのだ。

何がレイをこの「撤回宣言」に至らせたのかは不明だ。時間が経ち、「スナイダー・カット」のリリースが正式に決定したことで、(本心では納得できていなかった)ジョス・ウェドン版を養護する必要がなくなったことを示唆するものかもしれない。あるいは、ジョス側と新たなやりとりがあり、そこで何らかのトラブルが生じた可能性もゼロではないだろう。

ジョス・ウェドンは、愛娘の死を受けて製作から降板したザック・スナイダーの後を継いだ『ジャスティス・リーグ』後任監督。スナイダーの作風は壮大で重厚なものだったが、ジョスは明るく快活なものに変えた。これがファンの間で大きな賛否を呼び、スナイダー監督が本来意図していたバージョン、通称スナイダー・カットの公開を求める「#ReleaseTheSnyderCut」運動が盛んになった。

レイ・フィッシャーはかねてより「#ReleaseTheSnyderCut」の熱心なサポーターだった。未公開シーンの撮影風景を投稿し、「信じろ(Believe)」とのコメントを添えるなど、この度のように何かを「匂わせる」ようなケースは過去にもあった。また、スナイダー監督には『ジャスティス・リーグ』3部作構想があった、といった情報を提供するなど、降板以降公の場に出る機会が皆無だったスナイダーの創作ビジョンを代弁する機会も少なくなかった。

ベン・アフレックとガル・ガドットがSNSで初めて#ReleaseTheSnyderCutに言及して話題になった際にも、レイは未公開カットの写真に「2年。(Two Years.)」とだけ添えて投稿しながら、TwitterとInstagramのアカウントの全投稿を削除。プロフィール文も「#ReleaseTheSnyderCut」ただ一言としていた。スナイダー・カットの配信予定が公式発表された際にも、レイはふたたびSNSの全投稿を削除している。この際レイはTwitchチャンネルにて、「何にも代えがたいほど感謝しています」と涙を流す姿も見せている。

このように、レイ・フィッシャーは『ジャスティス・リーグ』出演者の中でもスナイダー・カットおよびザック・スナイダーへの想いが一際強い。この度の投稿はスナイダーを敬うものではなく、ジョスを貶めるような内容とあって珍しいものだが、おそらくレイなりの思うところがあったのだろう。

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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