『パシフィック・リム』公開10周年企画が準備中?ギレルモ・デル・トロ監督が明かす

SFアクション映画『パシフィック・リム』が2013年7月の米公開から10周年を迎えるにあたり、ギレルモ・デル・トロ監督が記念日を祝うために何かを計画していると告知した。
『パシフィック・リム』は、太平洋の深海から突如として巨大な生命体「KAIJU」が出現し、人類滅亡の危機を救うために、人型巨大兵器“イェーガー”と、それを操縦するパイロットたちの激しい死闘が描かれる。2018年には、続編となる『パシフィック・リム:アップライジング』が公開された。
監督は自身のTwitterを更新し、「『パシフィック・リム』10周年のために、ちょっとした何かを計画しています。ちょうど10周年の日付にはなりませんが、楽しいものになります!」と投稿。どんな形で10周年を祝うのか詳細は明かさなかったが、ジャンルに囚われない独自の世界観で作品を生み出すデル・トロだけに、きっと捻りの利いたサプライズでファンを驚かせてくれるのではないだろうか。
シリーズ第1作はチャーリー・ハナムが主演し、イドリス・エルバ、菊地凛子、チャーリー・デイ、デル・トロ監督の『ヘルボーイ』シリーズに主演したロン・パールマンらが出演。続編『アップライジング』では、第1作でイドリス・エルバが演じたスタッカー・ペントコストの息子、ジェイク役でジョン・ボイエガが主役を担い、チャーリー・デイと菊地凛子が続投。スコット・イーストウッド、ケイリー・スピーニー、アドリア・アルホナらが新キャストとして参加し、監督はデル・トロから、「スパルタカス」(2010‐2013)のスティーヴン・S・デナイトが引き継いだ。
ここ近年、デル・トロはNetflixのアンソロジーシリーズ「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」(2022)を手がけ、アニメ映画『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』(2022)では監督・脚本を担当。冒険アニメ映画『The Buried Giant(原題)』、『Dr. Frankenstein(原題)』などが待機中だ。
ギレルモ・デル・トロ監督が温めているという『パシリム』公開10周年記念の“ちょっと”した計画を楽しみに待とう。
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Source:@Guillermo del Toro