Sawadyくまのパディントンが女王陛下とお茶？在位70年企画で特別コラボが実現 ─ 『007』Q役でもお馴染みベン・ウィショーが続投
「女王陛下、よかったら……マーマレード・サンドイッチはいかがでしょうか？」
エリザベス女王の在位70年「プラチナ・ジュビリー（Platinum Jubilee）」を祝して実現したコラボレーション映像が話題となっている。イギリスの人気児童文学「くまのパディントン」に登場する主人公パディントンと女王陛下が一緒にお茶しているのだ。
英王室の公式YouTubeアカウントで公開された1分弱の映像の冒頭では、バッキンガム宮殿内の大広間の中心に置かれたテーブルで、女王陛下と対面するパディントンの姿が映し出される。「女王陛下、よかったら……マーマレード・サンドイッチはいかがでしょうか？」とやや控えめのパディントンは、緊急事態のためにと常備しているマーマレード・サンドイッチを勧めてみる。すると、女王陛下も「私もなの」とバッグを開け、「自分のはここに常備しているの」と、まさかのマーマレード・サンドイッチ返し。これにはパディントンも驚きの表情を隠せない。
宮殿の外は、女王の在位70年を祝福しようと、国旗のミニフラッグを手に持ったイギリス国民でごった返しだ。この記念すべき日に、パディントンは紳士らしく帽子を軽く取って、「ジュビリー、おめでとうございます。女王陛下」と一礼。「ありがとうございます。全てのことに」と感謝を伝え、映像は締めくくられた。
2017年の映画シリーズ第2弾『パディントン2』以来姿を見せていなかったパディントンの声は、ベン・ウィショーが続投。ウィショーといえば、『007』シリーズのQ役でも知られ、2021年9月に行われた『007／ノー・タイム・トゥ・ダイ』のワールドプレミアでは王室ファミリーと対面していた。なお、『パディントン』シリーズ第3作は、2022年末に撮影開始と伝えられている。
ちなみに祝福コンサートには、クイーンやエド・シーラン、ダイアナ・ロス、デュラン・デュランといった豪華アーティストが登場。熱気に包まれた会場を更に盛り上げた。
