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『パピヨン』ラミ・マレック、チャーリー・ハナムは「生涯の友」 ─ 『ボヘミアン・ラプソディ』最旬俳優、役づくりと撮影秘話語る

パピヨン
© 2017 Papillon Movie Finance LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

『パシフィック・リム』(2013)『キング・アーサー』(2017)のチャーリー・ハナム、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)でアカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレック主演の脱獄映画『パピヨン』が2019年6月21日(金)にTOHOシネマズ シャンテほか全国公開される。

このたび、本作で詐欺師ルイ・デガを演じたラミ・マレックのインタビュー映像が到着。役づくりやチャーリーとの共演エピソードを、時に真面目に、時に笑顔を浮かべながら語ってくれている。

1931年のパリ、“狂乱の時代”の終焉。胸に刻まれた蝶の刺青ゆえに「パピヨン」と呼ばれた男は、無実の罪で終身刑を言い渡され、フランス領・南米ギアナの悪魔島に送られる。周囲を海に囲まれた、この脱出不可能な孤島にて、囚人たちは人権をはく奪されて過酷な強制労働を科せられた。絶望と死が支配する場所で自由と希望を求めて足掻くパピヨンは、志を同じくする紙幣偽造の天才ドガと出会い、やがて奇妙な友情で結ばれてゆく。

作家アンリ・シャリエールの実体験を基にした“命がけの脱獄劇”である本作は、1973年に『猿の惑星』(1968)の名匠フランクリン・J・シャフナー監督、スティーヴ・マックイーン&ダスティン・ホフマンの主演で映画化された。同作でホフマンが演じた詐欺師ルイ・デガを、本作では“いま最も旬な俳優”ラミ・マレックが演じている。

パピヨン
© 2017 Papillon Movie Finance LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

マレックの魅力といえば、情熱と知性をもって役柄に迫っていくアプローチと、作品の本編で花開く確かな演技。『ボヘミアン・ラプソディ』でのアカデミー賞受賞は、「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」(2015-)でドラマファンの心を射止めてきた実力が世界中の観客と批評家に刺さった結果といえるだろう。むろん、本作でもラミによる取り組みは健在だ。

孤島の刑務所から脱獄を試みる詐欺師、という役柄を演じるにあたって、ラミは「役者とはいえ、刑務所で生き延びるために多くの手段を考え続けました。どうしたらこの状況から逃げ出せるのか、緊張しながら考え続けていたんです」と語る。劇中のドガは、チャーリー・ハナム演じるパピヨンに身の安全を保障するよう求めるが、ラミによれば、二人の間には「信じられないような結束が生まれる」とのこと。「最後には、想像もしなかった絆が生まれるんです」。

本作の出演にあたって、ラミとチャーリーは「すぐに意気投合した」とのこと。共演が決まってすぐ、作品のストーリーや役柄について話し合ったというのだ。「物語を特別なかたちで描くため、何ができるのかと相談しました。仲良くなるため、長い時間を一緒に過ごしたのは効果的でしたね」と語るラミは、話しながら自然と笑顔を浮かべている。「お互いが怒るツボ、笑うツボを理解して、二人で高め合っていきました。とてもいい友達になれましたよ」。

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映画『パピヨン』は2019年6月21日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー

『パピヨン』公式サイト:http://www.transformer.co.jp/m/Papillon/

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THE RIVER編集部THE RIVER

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