「パーシー・ジャクソン」ドラマ版にWWEレスラー、アダム・コープランドら参戦決定

『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』の新たなる実写化、Disney+によるドラマシリーズ「Percy Jackson and the Olympians(原題)」に、米プロレス団体WWEのレスラーで、エッジ(Edge)のリングネームで知られるアダム・コープランドら新キャスト3人の出演が決定した。米Varietyが報じている。
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ベストセラー同名小説をドラマ化する本シリーズは、2010年と2013年に公開された映画版から一新され、ギリシャ神話に登場する神々の子孫であることを知った若者たちが、神々の争いを収めるべく冒険へ旅立つ物語が描かれる。
コープランドは、ギリシャ神話に登場する戦争の神アレス役でゲストとして出演。「邪悪ながらもハンサムなアレスは傲慢で、常に賢いとは言えない。彼は争いを好み、どこへ行っても問題児のように振舞う」と表現されている。
WWEで殿堂入りしたコープランドは健康を理由に9年間リングから離れていたが、2020年1月に復帰。レスラーとしてマッチに出場する傍ら、「ヘイヴン」(2010‐2015)、「ヴァイキング ~海の覇者たち~」(2013‐2020)など俳優としても活動している。
ハリウッドでは、ドウェイン・ジョンソンやデイヴ・バウティスタ、ジョン・シナなど、元レスラーが俳優に転身して大スターになっているが、コープランドもドラマ版『パーシー・ジャクソン』の出演で、その仲間に加わることになるだろうか。
コープランドの他には、「シリコンバレー」(2014-2019)のスザンヌ・クライヤーが“モンスターの母”ことエキドナ役で参加。エキドナは危険で高圧的だが不思議なことに母性的でもあり、彼女は英雄に挑戦することを楽しみ、パーシーの神々に対する信仰心を試すことになるキャラクター。さらに、『シーフォーミー』(2021)などのジェシカ・パーカー・ケネディが、悪名高きゴルゴンのメデューサ役で出演。「神々から不当な扱いを受けて苦い想いをしていたメデューサは、旅人たちが彼女のエンポリウムを見つけるまで孤独に暮らしていた。ある者には歓迎されるが、ある者には脅威になる」と紹介されている。
パーシー役で主演するのは、『アダム&アダム』(2022)で注目を集めた新進俳優のウォーカー・スコーベル。『ビースト』(2022)のリア・ジェフリーズがアナベス・チェイス、『目指せ! スーパースター』(2020)のアーヤン・シムハイドリがグローバー・アンダーウッド役でキャストに名を連ねている。
現在撮影中のディズニープラスドラマ「Percy Jackson and the Olympians(原題)」の配信時期は不明。Disney+では、「近日配信」「2024年」と記されている。
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Source:Variety