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キアヌ・リーブスを著書で侮辱したマシュー・ペリー、謝罪後に撤回を表明

ジョン・ウィック:パラベラム ジャパンプレミア
© THE RIVER

人気シットコム「フレンズ」(1994‐2004)のチャンドラー役で知られるマシュー・ペリーが、2022年11月に米国で出版した回顧録『Friends, Lovers, and the Big Terrible Thing(原題)』で「キアヌ・リーブスを侮辱した」ことを謝罪し、「著書から彼の名前を削除した」と発言している。

Varietyによれば、同著でペリーは、『スタンド・バイ・ミー』(1986)などで人気を博し、23歳の若さで亡くなったリヴァー・フェニックスや、29歳で急死した『ダークナイト』(2008)のヒース・レジャーなどの名前を挙げ、「才能ある俳優や独創的な思想家が若くして亡くなったのに、なぜキアヌ・リーブスは今も歩き回っているのだろうか?」とディスった。

またペリーは、コメディ俳優のクリス・ファーレイが33歳で亡くなった時のことも回顧。その訃報を知って動揺したというペリーは、「フレンズ」共演者の楽屋の壁をパンチして穴を開けてしまったエピソードを綴っており、その箇所でも同じように「キアヌ・リーブスは歩き回っているのに」と表現している。

キアヌに対するペリーの不要な攻撃には批判が殺到。2022年10月にペリーはキアヌを侮辱した件について、「実際にはキアヌの大ファンです。ランダムな名前を選んだだけで、僕が間違っていました。謝ります。代わりに自分の名前を使うべきでした」と謝罪していた。

さらにペリーは、南カリフォルニア大学で開催されたイベント「Los Angeles Times Festival of Books」に登壇した際も、再びキアヌの件に言及。「バカなことを言いましたし、意地悪なことをしてしまいました。(彼とは)同じ通りに住んでいますし、彼の名前を削除しました。彼に対して公に謝罪しましたし、今後に出版される版に彼の名前は登場しません」と述べたという。まだペリーは個人的にリーブスに謝罪はしていないが、そうするつもりだと言い、「彼と遭遇したら謝ります。バカでした」ともコメントした。

なお、米US Weeklyに情報筋が語ったところによると、キアヌはペリーの発言に不意打ちを食らって驚いていたそうだ。現時点でキアヌは公にペリーの発言に反応していないようだが、「超いい人」として知られるキアヌは思わぬ事態をどう受け止めていたのだろう。

Source:Variety [1],[2], US Weekly

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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