ピーター・ジャクソン監督、ビートルズ新作映画を新たに企画中 ─ ポール&リンゴも参加、「ドキュメンタリーではない」と予告

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどで知られるピーター・ジャクソン監督が、ザ・ビートルズの新作映画を新たに企画していることがわかった。米Deadlineが報じている。
ジャクソン監督といえば、名曲「Get Back」誕生までの制作過程を貴重なアーカイブ映像と共に蘇らせたドキュメンタリー・シリーズ「ザ・ビートルズ:Get Back」(2021)を手掛けたばかり。全3話構成で制作された本シリーズには、ポール・マッカートニーとリンゴ・スターも製作として参加。2022年7月上旬に発表された第74回エミー賞受賞候補作品には全5部門でノミネートされるなど、高評価を得ている。
このたび発表された新作企画の詳細は謎に包まれているが、ピーター・ジャクソン監督によれば、作品形式は「ドキュメンタリーではない」という。「ザ・ビートルズ:Get Back」に引き続き、本企画にはポールとリンゴも参加しているとのことで、現在は企画の可能性を探っている段階。ジャクソン監督は、「『Get Back』とは全く違うものになる」と予告している。
ドキュメンタリー作品ではないことを明言したジャクソン監督だが、フィクション作品になる可能性もあるだろう。ビートルズを題材とした作品は数多く存在し、近年では2019年にビートルズが突然忘れ去られてしまった世界を描いた『イエスタデイ』が話題を呼んだ。また、『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)『ロケットマン』(2019)『エルヴィス』(2022)といったミュージシャンの伝記映画が製作される流れもあり、ジャクソン監督が手掛ける新作映画には、その内容に注目が集まる。続報を待ちたいところだ。
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Source: Deadline