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『アベンジャーズ』監督、『スター・ウォーズ』X-ウイングは「今見ても一番カッコいい、敵わない」 ─ マーク・ハミル「マーベル映画は凄い」

『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
© Lucasfilm Ltd./Twentieth Century Fox Film Corp. 写真:ゼータイメージ

『スター・ウォーズ』とマーベル・シネマティック・ユニバース、ポップカルチャーの2大シリーズの代表者が夢の対談だ。

『スター・ウォーズ』ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)ルッソ兄弟が主宰するオンライン企画「ルッソ・ブラザーズ・ピザ・フィルム・スクール」にゲスト登場。この貴重なトークでは、ルッソ兄弟が『スター・ウォーズ』からの影響を語り、マークからはマーベル映画を称えるという一幕が見られた。

1977年に第1作『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が公開されたスター・ウォーズは、それまでのSF映画におけるツルツルピカピカの質感イメージから離れ、宇宙船や衣服、建築物などに「薄汚れ」を施した点が極めて画期的だった。こうしたデザインを、ジョー・ルッソは「今も歴史的」と語る。「X-ウイングなんて、今見ても一番カッコいい宇宙船ですよ。宇宙が舞台の映画は沢山登場したけど、あの質感、見た目のカッコよさには全く敵わないじゃないですか。X-ウイングや、ミレニアム・ファルコン、『スター・ウォーズ』の色々な宇宙船には。」

ルッソは『スター・ウォーズ』に登場する宇宙船やライトセーバーなどの象徴的なデザインが「僕たちがここ10年ほど取り組んでいるマーベル映画にも影響を与えた」と続ける。「だから、ありがとうございます。あなたのおかげで、10歳の僕が映画館で最高の日を経験することができたんです。」

ルッソが語る『スター・ウォーズ』の魅力は、「子供たちが、大人のトーンで扱われること」だ。さらに、「繰り返し観て、観る度に泣いて、深く影響を受けた」とその偉大さを話し、マークにはあらためて感謝の気持ちを口にする。

感慨深そうに聞いていたマークも「マーベル映画は圧倒的に複雑ですごいよ。どうやってやっているのか分からない」と称えた。『スター・ウォーズ』がルッソ兄弟はじめ様々な人に強い影響を与えたという話題については「そういう話を聞く度に嬉しくなります」と胸に手を当てる。「このビジネスに携わっているのが光栄ですから。僕は『キングコング』(1933)の恐竜がどういう仕組かも分からなかったくらいなのに。それが今では次の世代に影響を与えているなんて嬉しい。ありがとうございます」。

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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