「スター・トレック:ピカード」シーズン3、新予告編が米公開 ─ ローア&モリアーティ教授が再登場、復讐に燃える新ヴィランも

「新スタートレック」(1987-1994)ジャン・リュック・ピカード艦長を主人公とする「スター・トレック:ピカード」シーズン3の新たな予告編が、2022年10月8日(米国時間)にニューヨーク・コミコンにて公開された。
パトリック・スチュワート演じるピカードの退役後を描いた「スター・トレック:ピカード」は、2020年に配信されるや、シリーズのファンだけでなく新たなファンを獲得しながら高い支持を獲得。来たるシーズン3をもって完結となるが、どうやら視聴者の予想を超える“お祭り”となりそうだ。
シーズン3には、「新スタートレック」からビバリー・クラッシャー(演:ゲイツ・マクファーデン)、ジョーディ・ラ=フォージ(演:レヴァー・バートン)、ウォーフ(演:マイケル・ドーン)、ウィリアム・T・ライカー(演:ジョナサン・フレイクス)、ディアナ・トロイ(演:マリーナ・サーティス)が登場。公開された予告編は、ピカードがクラッシャーから救難信号を受ける場面から始まっている。
ピカードとその旧友たちを追うのは、新たな悪役として登場するシュライク号の船長・ヴァディクだ。何らかの理由と意図をもってピカードらを追跡する彼女は、ピカードに「お前のすべてをついばみ、つついてやる」と言い、「すべてを焼き払い、惑星連邦の灰とともに夜を照らすのだ。何よりも、まずは復讐だ」と宣言する。演じるのは『パルプ・フィクション』(1994)などのアマンダ・プラマーだが、実父である故クリストファー・プラマーは『スタートレックVI 未知の世界』(1991)でチャン将軍を演じていた。これは偶然か、それとも意図のあるキャスティングだろうか?
また予告編のラストには、「新スタートレック」からダニエル・デイビス演じるモリアーティ教授が再登場。シャーロック・ホームズの宿敵であるモリアーティのホログラムだが、いったいどのようにピカードらに関わることになるのか。さらに、シーズン1&2でデータ役などを演じたブレント・スパイナーは、データの兄にあたるアンドロイドのローア役を再演するようだ。
そのほか、ジョーディ・ラ=フォージの長女・シドニー役を「クルーエル・サマー」(2021)などのアシュリー・シャープ・チェスナットが、末娘・アランドラ役をレヴァー・バートンの実娘であるマイカ・バートンが演じる。
「スター・トレック:ピカード」シーズン3は2023年2月16日より米Paramount+にて米国配信予定。シーズン1・2はPrime Videoにて配信中。
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Source: Variety