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【ピエロホラー特集】だから言ったじゃん、ピエロは怖いって!

先日こんなニュースを見て私は震え上がった。アメリカのサウスカロライナ州で、子供がピエロによって森の中に引き込まれそうになった事件だ。しかも、なんと一回だけじゃなくて何回も起きているらしい。

しかも、最悪なことに今度はドイツでもピエロ事件が発生。

 

1022 AFP】ドイツの警察当局は21日、北部の2都市で「恐怖のピエロ」騒動に関連した事件が5件発生したことを明らかにした。そのうち1人の被害男性はマスクをかぶった犯人に襲撃され、けがを負った。ハロウィーン(Halloween)によって同様の襲撃事件が多発する恐れがあり、不安が広がっている。

 警察によれば、独北部ロストック(Rostock)で20日、男性(19)がマスクをかぶった人物に野球のバットで殴られ、頭や腕に打撲傷を負った。

 同日、同地域では他にも4件の通報があった。同じロストックでは、少年(15)がバス停でナイフを持ったピエロに脅される事件が発生。近隣のグライフスバルト(Greifswald)では子ども2人が別々の場所で、チェーンソーを持った3人組のピエロに脅された。チェーンソーと思われる凶器を持ったピエロに出会い恐怖を覚えたという女性の通報もあった。

-AFP BB NEWS

 

ピエロがチェーンソーだって!?鬼に金棒かよ!勘弁してくれよ!

これは怖い、子供の頃にピエロに森の中に誘われたり手を振られたりしたらおそらく私はイットに出てくる子供たちのように一生道化の影に怯えた暮らしを送ることになる。

私はピエロが子供の頃から大嫌いだ。ベルギーの親戚がピエロの人形をくれた時ほど子供ながらに途方にくれた思い出はない。なぜ嫌いかというと、トラウマとなった映画があるからだ。

今日は、私のようにピエロが怖くて仕方ない人間にとって(そうでない人間も)トラウマになり得る、ピエロホラー映画を紹介したいと思う。

『イット ( It ) 』

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http://www.forbiddennews.info/the-nightmares-of-an-entire-generation/

ピエロがでてくるホラー映画といえば、王道としておそらく一番有名なのがこの作品。原作はスティーブン・キングによるもので、海外の人は原作は最恐のホラーノベルという認識が持っている。

映画版は2部に分かれていて、主人公の子供たちが各々のイット(ピエロ)との遭遇を回想する一部と、大人になった現在、一度倒したはずのイットが再び現れたことを知り退治しに行くことを描いた二部の構成になっている。少し昔の映画なので、言ってしまえば今のホラー映画に比べると映像技術面でそこまで怖くはない。しかし、怖い。不気味さと、まるで自分も幼少期に経験したような気持ちになる、等身大のトラウマ感があるからだ。

何れにしても、小説の方が怖いらしいので余力がある人は是非そちらも手にとってほしい。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=ToGGItQjutk]

『ポルターガイスト (Poltergeist)

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http://wallpaperfolder.com/wallpapers/poltergeist+movie
これはピエロ映画ではないのだけど、この作品に出てきたピエロが私のトラウマなので紹介させてほしい。タイトルの通り、ポルターガイスト現象が起きる家に悩まされる家族を描いたホラー作品だ。なんと、私の一番好きな監督スティーブン・スピルバーグが脚本を担当している。(彼としては“家族の友情”を描いた作品らしい)

災難に遭うのは、妻と夫、ティーンエイジャーのお姉ちゃんとまだ幼い長男と次女の5人家族だ。事の発端は、次女が放送の終わった後に流れるテレビの砂嵐と会話をしはじめ、しまいにはポルターガイストによってクローゼットに吸い込まれて消えてしまう。彼女を奪還すべく家族は超常現象のスペシャリストなどを家に招いて、策を興じるのだが……。

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http://www.thegreenhead.com/2008/07/lifesize-poltergeist-clown-replica.php
このシーン、そうこいつ。餌食となる男の子と同じくらいの歳の私にとって、トラウマだった。

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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