Menu
(0)

Search

『スター・トレック』タランティーノ版の脚本、クリス・パイン&ゾーイ・サルダナは読んだことない ─「きっと血みどろの戦いが描かれていた」

クリス・パイン&ゾーイ・サルダナ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/43043463084/ | Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28584925641/ | Remixed by THE RIVER

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)などのクエンティン・タランティーノ監督は、『スター・トレック』のR指定映画企画を過去に進めていたが、それが実現に至ることはなかった。脚本まで存在していたようだが、『スター・トレック』シリーズでおなじみのクリス・パイン&ゾーイ・サルダナはそれを読んだことがないようだ。

もともとタランティーノによる『スター・トレック』は、2017年に監督自身が発案し、プロデューサーのJ・J・エイブラムズに企画を持ち込んだもの。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の製作で多忙だった監督は、『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)などで知られる脚本家、マーク・L・スミスに脚本の執筆を託していた。

その脚本は、ジェームズ・T・カーク船長に注目した内容になっていたという。「どの役を誰が演じるのかがはっきりしないので、(ウィリアム・シャトナーを)頼りにしたわけです」と説明されていたが、タランティーノはクリスのファンであることから、クリスのキャスティングも念頭には置かれていたかもしれない。

Yahoo Entertainmentのインタビューにてクリス・パインは、タランティーノによる企画の詳細について、「脚本や物語がないと何も言えません」と答えている。物語の詳細はおろか脚本も読んだことがないようだが、その中身に関しては今も興味津々とのことだ。

なお本企画とは別で、『スター・トレック』シリーズ第4作が現在進行中であり、クリスは続投に向けて交渉中。同じく出演交渉中のゾーイ・サルダナもまた、タランティーノ版の脚本を読む機会は全くなかったと、Jake’s Takesにて説明している。

「実現すると思っていました。『スター・トレック』でクエンティン・タランティーノと一緒に仕事が出来ていたら、ゲームチェンジャーになっていた思います。スケジュールの問題だったと思うのですが、1ページも脚本を読む機会がなかったんですよ!ぜひ読みたいですけど。きっと血みどろの戦いが描かれていたような気がするんです。宇宙での血の海みたいな。」

ちなみに、クリスとゾーイが出演交渉中とされている企画の脚本を担当するのは、『アバター2(仮題)』のジョシュ・フリードマンと、「ワンダヴィジョン」(2021)のキャメロン・スクワイア。『カオス・ウォーキング』(2021)リンジー・ビアーと『キャプテン・マーベル』(2019)ジェニーヴァ・ロバートソン=ドウォレットによる草稿を基に執筆する。監督として起用されているのは、「ワンダヴィジョン」(2021)のマット・シャクマンだ。

あわせて読みたい

Source:Yahoo Entertainment , Jake’s Takes

Writer

アバター画像
Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly