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『F1/エフワン』続編「ぜひ挑戦したい」とブラッド・ピット ─ 大ヒットに喜び、「また運転したい」

F1/エフワン
配給:ワーナー・ブラザース映画

大ヒット中のレース映画『F1®/エフワン』の続編企画に、主演のブラッド・ピットが前向きだ。The Nationalのインタビューにて、続投に向けての心境を明かしている。

この記事には、映画『F1®/エフワン』のネタバレが含まれています。

F1/エフワン
© 2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

本作はピット演じる伝説のF1®レーサー・ソニーが、以前のチームメイトに請われ、最弱チームの復活をかけて現役復帰を果たす物語。常識破りなソニーの振る舞いに、若きチームメイトのジョシュア(ダムソン・イドリス)らは困惑するが、やがて圧倒的な才能と実力に導かれていく……。2025年6月27日に日米同時公開されるや世界興収1億4,630万ドルの大ヒットを記録し、早くも続編の構想が持ち上がっていると報じられた

実現するかもしれない続編について、「わがままを言えば、また運転したいですね」とピットは言う。しかし問題は、どのようにストーリーに戻ってくるかだ。

「(続編も)F1®が変わらず軸になるでしょう。ダムソン・イドリスが演じたジョシュア・ピアースと、チームの一同がチャンピオンシップを争う物語にしなければいけません。ただ、ソニーがどのように出てこられるかはわからないですね。たぶんボンネビル・ソルトフラッツで新記録を樹立したりしていると思うんですが、それ以上はまだわかりません。」

ピットは続編にトム・クルーズを起用したいとも話しているが、これはあくまでも起こり得るかもしれない未来の話だ。『トップガン マーヴェリック』(2021)でクルーズとタッグを組んだジョセフ・コシンスキー監督は、クルーズ主演のレース映画『デイズ・オブ・サンダー』(1990)とクロスオーバーするという奇策を話したこともあった。

「今、このような映画に人々が集まってくれたことを心から嬉しく思います。これぞ映画の力です」とピットは言う。「だから、どのようなものになるかはわかりませんが、(続編に)挑戦してみたいですね。ぜひやってみたい」。

これまで、『オーシャンズ』シリーズ以外はフランチャイズに出演してこなかったピットだが、本作への思い入れは別格のようだ。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)のスピンオフ新作映画も進行中だが、『F1/エフワン』の続編が叶えば、自身の単独主演映画としては初の続編ということになる。

もっとも、現時点では数年間にわたる冒険を成就させられた達成感でいっぱいのようだ。「僕たちはみんな、成功するかどうかと少し緊張していました。みんなで目指していたもの、それ以上の結果が実ったことに喜び、そして驚いています」。

映画『F1®/エフワン』は大ヒット公開中。

Source: The National

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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