ブラッド・ピット新作F1映画、2025年6月US公開決定 ─ 「地上のトップガン」、『ジュラシック・ワールド』新作とレースへ

ブラッド・ピットと『トップガン マーヴェリック』(2022)のジョセフ・コシンスキー監督がタッグを組むF1映画(タイトル未定)が、2025年6月27日に米公開となることがわかった。米Varietyが伝えた。
『トップガン マーヴェリック』と同じく出演者本人がF1カーを実際に操縦するコンセプトを採用、“地上の『トップガン』”として期待を集めている作品。プロデューサーも『トップガン』シリーズ同様に重鎮ジェリー・ブラッカイマー。実際のサーキットのコース上で撮影を実施、車両のコックピットにカメラ6台を積んで史上最もリアルなレースシーンに挑んでいる。F1世界王者に7度輝くルイス・ハミルトンが出演・製作を兼任し、F1カーのデザインはメルセデスが担当するという最強布陣だ。
製作はAppleで、配信プラットフォームApple TV+でのリリースに先駆けての米劇場公開。この米配給はワーナー ブラザースが手がける。IMAXでの上映も予定されているようだ。なお、これまでApple TV+作品は、『ナポレオン』や『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』でソニー・ピクチャーズと配給タッグを組んでいた。
米公開となる2025年6月には、13日にディズニー&ピクサー『星つなぎのエリオ』が、同日27日に人気ホラー映画続編『M3GAN 2.0(原題)』が控えており、翌週7月2日は『ジュラシック・ワールド』新作が待機している。2025年の夏は、これらの作品が映画業界を盛り上げてくれると期待したい。
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Source:Variety