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スペイン発の究極シチュエーションスリラー『プラットフォーム』2021年1月日本上陸 ─ シッチェス・カタロニア映画祭4部門受賞の話題作

プラットフォーム
©BASQUE FILMS, MR MIYAGI FILMS, PLATAFORMA LA PELICULA AIE

様々な社会問題を切り取ったスペイン発のSFシチュエーション・スリラー映画『THE PLATFORM』が、『プラットフォーム 』の邦題で2021年1月29日(金) より日本公開することが決定した。これに先がけて、予告編と日本版アートワークが公開されている。

『プラットフォーム』は、縦に続く閉鎖空間を舞台とした究極シチュエーション・スリラー。本作でスペインの新鋭ガルダー・ガステル=ウルティア監督が長編映画デビューを飾った。

ある日、目覚めた主人公の青年ゴレンは、“48”階層と呼ばれる部屋にいた。部屋の真ん中には長方形の大きな穴が空いており、空間は遥か下まで伸びている。すると、上の階層から“プラットフォーム”と呼ばれる巨大な台座の上に乗せられた食事が運ばれてくる。これは上の階層から下りてきた残飯。ここでの食事はそこからとるしかないのだ。

プラットフォーム
©BASQUE FILMS, MR MIYAGI FILMS, PLATAFORMA LA PELICULA AIE

ゴレンは、同じ階層にいた建物のベテラン老人トリマカシから、ここでのルールを聞かされる。1ヶ月ごとの階層が入れ替わる、何でも1つだけ建物内に持ち込める、食事がとれるのはプラットフォームが自分の階層にある間だけ。この3つだ。

それから1ヶ月後、ゴレンは「171」階層で目を覚ます。ところが、ベッドに縛り付けられて身動きが取れなくなっていたのだった。果たしてゴレンは、弱肉強食とも言うべき究極のサバイバルが繰り広げられる謎の建物から、生きて出られることができるのだろうか…。

プラットフォーム
©BASQUE FILMS, MR MIYAGI FILMS, PLATAFORMA LA PELICULA AIE

本作は、トロント国際映画祭の中でもユニークな作品が集う「ミッドナイトマッドネス部門」で観客賞を受賞。ほか、クセの強い作品が揃うことで知られるシッチェス・カタロニア映画祭でも最優秀作品賞を含む4部門受賞を成し遂げた。

プラットフォーム
©BASQUE FILMS, MR MIYAGI FILMS, PLATAFORMA LA PELICULA AIE

メガホンを取るのは、2004年に短編映画『913(原題)』で脚本・監督デビューを飾ったガルダー・ガステル=ウルティア。2003年からはプロデュース業において活躍している。主演は『パンズ・ラビリンス』(2006)などのイバン・マサゲ。ほか共演に『オール・アバウト・マイ・マザー』(2000)などで知られるアントニア・サン・フアン、『REC/レック4 アポカリプス』(2014)のエミリオ・ブアレらが名を連ねている。

プラットフォーム
©BASQUE FILMS, MR MIYAGI FILMS, PLATAFORMA LA PELICULA AIE

映画『プラットフォーム』は2021年1月29日、新宿バルト9ほか全国ロードショー。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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