『パイレーツ・オブ・カリビアン』新作映画、マーゴット・ロビー主演で始動 ─ 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』脚本家と再タッグ

ディズニーの人気海洋冒険映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズに新たな動きだ。米The Hollywood Reporterによれば、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020)のマーゴット・ロビーを主演に迎えた女性版新作映画が始動しているという。
報道によると、マーゴットが主演する新作映画は、シリーズの続編やスピンオフではなく、『パイレーツ・オブ・カリビアン』ブランドのもとに新たなストーリーとキャラクターを展開するもの。2018年秋ごろから進められてきた新作企画とは別物だというから、すなわちディズニーは『パイレーツ・オブ・カリビアン』の新作を2本同時に進めていることになる。
脚本を執筆するのは、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』を執筆したクリスティーナ・ホドソン。『バンブルビー』(2018)のほか、今後はDC映画『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』も控えている新鋭だ。プロデューサーはシリーズ作品を手がけてきたジェリー・ブラッカイマーが務める。企画は初期段階であり、The Hollywood Reporterはマーゴット&クリスティーナが就任したと伝えているが、かたや米Deadlineは“2人の契約交渉は初期段階”と報じた。正確な状況がつかみづらいが、いずれにせよ動き始めたばかりということだろう。
なお、マーゴット版とは別に進行中の『パイレーツ・オブ・カリビアン』新作映画(タイトル未定)は、脚本を「チェルノブイリ」(2019)のクレイグ・メイジン、シリーズ第1~4作のテッド・エリオットが執筆。2020年5月には脚本作業が終盤に入っていることが明かされていたが、ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウの進退はいまだわかっていない。
Source: The Hollywood Reporter, Deadline