ラッセル・クロウ、今度は億万長者のポーカー師役 ─主演&監督作『ポーカー・フェイス/裏切りのカード』3月1日公開決定、予告編も到着

オスカー俳優ラッセル・クロウが主演・監督を務めた映画『Poker Face(原題)』が『ポーカー・フェイス/裏切りのカード』の邦題で2024年3月1日(金)より全国公開となることが決定した。
『ヴァチカンのエクソシスト』(2023)で実在の神父、『アオラレ』(2021)ではあおり運転ドライバーなど、確かな存在感と類まれなる実力で不動の人気を誇る俳優クロウが本作で演じるのは、オンライン・ポーカーゲームの開発で莫大な富を得た億万長者。ある日、クロウ演じる億万長者ジェイクは、長らく疎遠だった幼なじみを自身の邸宅に招待し、大金を懸けたポーカーゲームを開催しようと提案する。最初は昔話に花を咲かせていた参加者たちだったが、いつしか冷や汗が流れ出し、発熱と吐き気に襲われてしまう。ジェイクは彼らに何をしたのか。ジェイクの狙いは復讐?それとも……。

突如、理由も告げられず集められた幼なじみたち。ゲームが進むにつれて見えてくる彼らの秘密とジェイクの関係。そこに予定外の侵入者まで現れ、事態は収拾不可能なパニックに陥っていく。
このたび公開された予告編は、ディーラーの女性が「テキサス・ホールデム 一人勝ち」と、今宵行われるポーカーゲームの説明をする場面から始まる。参加者は、ラッセル・クロウ演じる主人公ジェイクの幼馴染。十数年ぶりに集まった旧友らにとって、それは楽しいポーカーナイトとなるように思えた。しかしその後、掛け金を吊り上げ何かを企むジェイクの表情、ピストルを構えた謎の男の侵入、人質にとられた女性など、パニックの連続が矢継ぎ早に映し出される。「彼らには借りがある」と答えるジェイクの計画とは?謎の侵入者らとの戦いはどうなるのか。
日本版ポスターは、「タイムリミットは8時間。生死を賭けたラストゲーム。」というキャッチコピーと共に、何かを企んでいるかのような表情を浮かべるラッセル・クロウの姿をとらえている。テーブルにはトランプと拳銃。彼の仕組んだ計画はうまくいくのか。ラストゲームに隠された秘密とは。

共演は、ヒップホップアーティストであり、監督・俳優としても活躍しているRZA。RZAが監督した『アイアン・フィスト』(2012)ほか、クロウとRZAは共演作も多数あり旧知の仲である。ほか、『インデペンデンス・デイ リサージェンス』(2016)の俳優リアム・ヘムズワースや、『ワイルド スピード』シリーズの俳優エルサ・パタキーも登場。リアムは言わずと知れた『マイティ・ソー』シリーズでクロウと共演したクリス・ヘムズワースの弟。エルサ・パタキーは、クリス・ヘムズワースの妻としても知られる。
『ディバイナー 戦禍に光を求めて』(2014)以来、本作が2度目のメガホンとなったクロウは、『ポーカー・フェイス/裏切りのカード』で様々な映画への愛を追求。冒頭では、『スタンド・バイ・ミー』(1986)を思わせる、無鉄砲な少年らの青春時代をみずみずしく映し出した。時代が現代に切り替わると、先の読めないサスペンス感、侵入者により事態が変わっていくクライムスリラー感、秘密に迫る人間ドラマ感も見られ、あらゆるジャンルを盛り込んだ力作が完成した。
映画『ポーカー・フェイス/裏切りのカード』は2024年3月1日(金)より TOHOシネマズ シャンテ ほか全国公開。
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