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現実とゲームの融合!日本文化にも彩られたような、摩訶不思議なSFファンタジー『POLDER: TOKYO HEIDI』がスゴそう

ここ数年、めっきりとゲームというものをプレイしなくなてしまったが、それまではなかなかのゲーマーであった。

近年ちょっとだけ齧ったのは『マインクラフト』くらいだし、しかもぼくの所持する最新のハードウェアはまだPS3でとまっている。

ずいぶん昔の話だが、何日もぶっ通しで『ピクミン』をプレイしていて、ピクミンを一匹も殺さずにクリアするというヤリコミを達成した後に、顔を洗おうと思って洗面所で鏡を覗き込んだら眼球の半分が血に染まっていたことがある、充血ではなく完全に出血だった。慌てて眼科に駆け込んで診察してもらうと、「きみ、遊び過ぎです。」と言われた。

ちなみにぼくはもっぱらシングルプレイのオフラインゲーム派で、オンラインゲームにはまったく興味がないし、ひと齧りくらいしかやったことがない。その為に昨今のオンラインゲーム事情についてはまったく精通していないが、一昔前の「ネトゲ廃人」という言葉は今も生き続けているのだろうか?あの言葉が世に蔓延る少し前に、知り合いがオンラインゲームにハマりすぎて、中毒症状の為に会社を辞め、家に引きこもりきりになったという話を聞いたが・・・、おそらくオンラインゲームの進化が著しいと推測される昨今、加えて「PlayStation VR」などというものも登場しているくらいであるから、あちらの世界にいったきり帰ってこられなくなるという、同様のケースは大いに増加傾向にあるのではなかろうか。

というわけでは、今回ご紹介するのは、スイスとドイツの共同で製作された、とあるゲームシステムを題材とした摩訶不思議なSF映画である。

Polder: Tokyo Heidi

POLDER - TOKYO HEIDI
https://vimeo.com/niamafilm

映画のタイトルは『Polder: Tokyo Heidi』、ここからしてすでに奇妙で怪しげな作品であるが、なにはともあれ予告編があるので、ご覧いただきたい。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=iB7v258Rwj8&w=560&h=315]

ナレーションが英訳されたものもある、内容は同じ。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=9ZpFPz3gw7c&w=560&h=315]

タイトルに冠されている「Polder」(ポルダー)というのは、特にオランダの北部と西部、またベルギーの北部において、浅海や沼沢地などを干拓して造成した牧草地のことを指し示す言葉のようである。

さらには予告編の冒頭を観て「はっ!」と思われた方も多いと思うが、日本の象徴とも言われる富士山のような山を背景にして、アルプスの少女ハイジのような女の子がピョンピョンしている。あれが「東京ハイジ」という謎の言葉と関連があるのだろうか。

POLDER - TOKYO HEIDI
https://vimeo.com/niamafilm

この作品の概要を簡単にご紹介すると、ドイツとスイスと中国による合同エンターテインメント企業グループが提供している、「NEUROO-X」という現実とゲームの間の境界を融合させるゲームにおいて、新たなるガジェットとして開発された「RED BOOK」が巻き起こす物語のようである。そしてどうやら、「NEUROO-X」のチーフ開発マネージャーを務めるマーカスという人物が謎の死を遂げるらしいのだが・・・。

主人公は、予告編に登場しているピンク色の髪の女性で、名前はRyuko(竜虎かあるいは龍子かな)といい、マーカスの恋人だそうである。彼女が「東京ハイジ」なのだろうか?

POLDER - TOKYO HEIDI
https://vimeo.com/niamafilm

物語の核としては、Ryukoと謎の企業との戦いと、ゲームにログインして消えてしまった彼女の息子救出劇が描かれているらしい。

予告編を見る限りだとまったく内容は想像できないが、タイトルに「東京」と入っているだけあって、どうやら日本の大衆文化に大いに影響を受けた作品のように見受けられる。その一例としては、予告編には明らかに「口裂け女」のようなものが登場している。

POLDER - TOKYO HEIDI
https://vimeo.com/niamafilm

日本での公開の詳細などは不明であるが、なかなか気になる作品である。

海外のこのような作品にも大いに影響を与えているように、例えば日本の怪談や都市伝説、あるいはコスプレを筆頭とするオタク文化というものが、現在は海を渡って様々な国で広く受け入れられ、多種多様な形へと進化して吸収されている姿は非常に興味深い。

ただ逆に本家本元であるはずの日本では、こういった自国の大衆文化への意識や活用が大いに乏しいと感じるのは、果たしてぼくだけだろうか。

もしかしたら、そういった側面を考えさせられるような映画かもしれない。

Writer

Mujina
MujinaMujina Tsukishiro

普段はあまり摂取しないコーヒーとドーナツを、無駄に欲してしまう今日この頃。You know, this is - excuse me - a damn fine cup of coffee.

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