『プー あくまのくまさん2』予告編が襲来 ─ ティガー参戦、クリストファー・ロビンに血塗られた復讐

児童文学『クマのプーさん』の著作権が切れたのをいいことに、愛すべき100エーカーの森の仲間たちを恐るべき殺人鬼として描いたホラー映画『プー あくまのくまさん』の続編『Winnie-the-Pooh: Blood and Honey 2』より、米予告編が公開された。前作の製作後にティガーの著作権も切れたので、本作に参戦させられている。
前作『プー あくまのくまさん』(2023)は、レビューサイトRotten Tomatoesでは批評家スコア3%という散々な評価ながら、製作費10万ドルの超低予算に対し全世界420万ドルのスマッシュヒット。SNSでも様々な話題を集めていた。
製作陣は早い段階から続編展開を決めていた。ティガーは2023年に著作権が失効し、本作では「犠牲者を殺す前に拷問するのが大好き」なサディスティックな殺人鬼として登場する。
本作のあらすじは次のように伝えられている。「100エーカーの森深くに潜むくまのプーさん、ピグレット、オウル、そしてティガーは、クリストファー・ロビンに見つかってしまったことで、自分たちの棲家と命が危険にさらされていることに気づく。彼らはもはや影に生きず、クリストファー・ロビンの故郷アッシュダウンの町を襲撃し、血塗られた死と騒乱の痕跡を残していく。プーさんと野蛮な仲間たちは、誰も想像できないほど凶暴で、強く、そして賢明であることを皆に示すだろう。そして彼らは、クリストファー・ロビンへの復讐を果たすのである」。
予告編では、大人になったクリストファー・ロビンがメンタルセラピーを受けている。彼が回想するのは子ども時代の記憶。100エーカーの森の奥から、クリストファー・ロビンに因縁を持つ悪魔たちが襲来する。ついに姿を見せたティガーは「やあ、クリストファー……」とおどろおどろしい声。彼らは血を求め、罪なき人々を続々と襲っていく……。
米公開日はまだ発表されていないが、2024年後半を予定している。なお製作のJagged Edge Productionsは、『プー あくまのくまさん』シリーズのほか、ピーター・パン題材の『Peter Pan’s Neverland Nightmare(原題)』、ピノキオ題材の『Pinocchio: Unstrung(原題)』、バンビ題材の『Bambi: The Reckoning(原題)』といったホラー映画を準備中で、これらのスケッチアートを『Winnie-the-Pooh: Blood and Honey 2』本編エンドクレジットで披露するという。
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