『プレデター:バッドランド』予告編公開、エル・ファニングが下半身ナシのアンドロイドに

『プレデター』シリーズ最新映画『プレデター:バッドランド』より、新たな予告編映像が届けられた。半身アンドロイドとプレデターが共に戦う?
シリーズ前作『プレデター:ザ・プレイ』でエミー賞監督賞&脚本賞にノミネートされ、圧倒的な高評価を得たダン・トラクテンバーグが新たに放つ劇場映画。プレデターを「応援したくなる主人公」として描き、アンドロイドと共に冒険させるという斬新なアイデアで描かれる。
舞台は、銀河でも最も過酷で危険な星。その名も“最悪の地”バッドランド。この地に若きプレデター“デク”がクランから追放された。生い茂る異形の木のクリーチャー、そして空から容赦なく襲いかかる敵。まさにその名の通り“最悪”の状況がデクに襲いかかる中、彼を救ったのは、下半身を失いながらもどこか神秘的な存在感を放つアンドロイドの少女(エル・ファニング)だった。

バッドランドに君臨する謎の“最凶の敵”に挑もうとするデクに、少女は「助けてあげる」と手を差し伸べる。やがて2人は共に旅をすることになるが、彼女は衝撃的な言葉を口にする「この“最悪の地”では、あなたは獲物」。狩る者であったはずのプレデターが、“狩られる側”となる衝撃の展開だ。
本予告ではシリーズならではのバトルシーンも健在。リストブレードや弓矢、ダガーナイフそしてしなるような鞭など、プレデター独自の多彩な武器が炸裂。過酷な星を舞台に極限の死闘が展開される。
プレデター自身を“主人公”として描いたことに、監督は次のように語る。「デクという名のプレデターが主人公です。見た目は恐ろしくても、観客が彼に感情移入できるように表情や仕草を細かく作り込みました」。
リアリティと没入感を追求した撮影にもこだわり、「撮影現場は本当に過酷でした。沼地でヒザまで水に浸かりながら、自然の中でリアリティを追求しました。でも、必要なところにはデジタル技術を駆使して、 “現実的”という言葉では言い表せない新しい感覚を作ろうとしました」と語る。
冒頭に登場する“Weyland-Yutani(ウェイランド・ユタニ社)”という社名は『エイリアン』シリーズでおなじみの巨大企業。「この世界が『エイリアン』シリーズともつながっているという、ファンへの小さな贈り物なんです」と監督は語っている。
『プレデター:バッドランド』は2025年11月7日、日米同時公開。