『プレデター』新作映画、タイトル&概要が判明 ─『レヴェナント』風作品、初の地球襲来を描く

「ザ・ボーイズ」(2019-)『10 クローバーフィールド・レーン』(2016)のダン・トラクテンバーグ監督による、『プレデター』シリーズの新作映画が現在進行中だ。この度、本作の題名や簡単な詳細などに関する情報が到着している。
米Colliderの取材に応じた本作のプロデューサー、ジョン・デイヴィス&ジョン・フォックスによると、『プレデター』新作映画の題名は『Skull(原題)』で、女性の英雄が登場するという。アーノルド・シュワルツェネッガーが演じた屈強な軍人が高度な技術を持つ地球外生命体、プレデターと戦う一作目との共通点もあり、原点回帰的な作品になるとのことだ。「最初の作品が成功した理由に回帰します。それは創意工夫や観察力、そして解釈力があるような諦めない人間であれば、より強く、武装した力にも打ち勝つことができるということでしょう」。
具体的な時代背景について、デイヴィスは「想像力を働かせてください。まだ話すには時期が早すぎます」としながらも、ストーリーについては、“プレデターが初めて地球に襲来した時の物語”が描かれると説明。また、『プレデター』シリーズ作品というより、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥによる『レヴェナント:蘇えりし者』(2015)に近いものになっているのだという。同作は実話に基づき、荒野にひとり取り残されたハンター(レオナルド・ディカプリオ)が、過酷な自然の中で生き延びる姿を描いた作品。最強の地球外生命体との壮絶な孤独の戦いが描かれるのかもしれない。もっとも、その共通点についてフォックスは、「今回の映画を観れば、僕が言っていることが分かるでしょう」と伝えている。
なお本作のトーンについてデイヴィスは、「最終的な編集次第でしょう。R指定映画として企画を進めていましたけど、PG-13にすることも簡単です」と話している。「どうあるべきなのか、あるいは全ての編集を終えたときに何であるのかが見つかると思っています」。
公開時期については未決定とのことだが、撮影はすでに開始済みで終了目前だという。「おそらく製作の4分の3を終えたところです」。撮影が大詰めともなれば、2022年にお披露目となる可能性もありえなくはないだろう。キャストについても明るみになっていないため、今後の動向にも引き続き注目したい。
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Source: Collider