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クリントン元大統領原作「大統領失踪」ドラマ版に『ミッション:インポッシブル』クリストファー・マッカリー監督が就任

ミッション:インポッシブル/フォールアウト
© 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018)のクリストファー・マッカリー監督が、ビル・クリントン元大統領とジェイムズ・パタースンによるスリラー小説『大統領失踪』(早川書房刊)をドラマ化する。米The Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じた。

『大統領失踪』は、実際の元アメリカ大統領であるビル・クリントンがホワイトハウスや政界を舞台に執筆したポリティカル・スリラー。アメリカでは100万部を超える売り上げを記録する大ヒットとなり、邦訳版も日本のミステリ小説ファンを中心に話題を呼んでいる。

このたび企画されているドラマ版は、この小説を基に、思いがけず大統領に昇格した“政治的目的も権力もない”副大統領の姿を描く。大統領としてホワイトハウスの内外をめぐる秘密や脅威に向き合うことになった彼は、スキャンダルや陰謀が渦巻くなか、党の方針に従い目立たないよう過ごすのか、それとも良心に従って明確な態度を取るのか。そしてタイトルの「大統領失踪」とは…?

ドラマ版「大統領失踪」で、マッカリー監督は原作者のクリントン元大統領&パタースンとともに製作総指揮を担当。『シャーロック・ホームズ』(2009)のアンソニー・ペッカムが脚本を執筆、同じく製作総指揮にも名を連ねている。そのほか、「Instinct(原題)」(2018-)ビル・ロビンソン&レオポルド・ゴウトも参加。放送権は熾烈な争奪戦を勝ち抜いて米ShowTimeが獲得した。

ShowTimeの代表であるゲイリー・レヴィーン氏は、「クリストファー・マッカリーは複雑で説得力のある作品を作り上げる名手。非常に才能あふれるトニー・ペッカムとともに『大統領失踪』の実写化に迎え入れられることを幸運に思います。二人とも、このユニークで真実味ある政治スリラーを手がけることに熱意をもって臨んでくれています」とコメントしたる。

ドラマ版「大統領失踪(邦題未定、原題:The President Is Missing)」の米国放送時期は不明
なお、マッカリー監督は『ミッション:インポッシブル』第7作・第8作(タイトル未定)の製作も控えている。前作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』Blu-ray&DVDは発売中だ。

Source: THR

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Marika Hiraoka

THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。

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