『パシフィック・リム:アップライジング』謎の漆黒イェーガー、オブシディアン・フューリーはデル・トロのアイデア、監督明かす

映画『パシフィック・リム:アップライジング』に登場する、正体不明の黒いイェーガー、オブシディアン・フューリー。この機体にまつわるちょっとした裏話を、監督のスティーヴン・S・デナイト監督がTHE RIVERのインタビューで教えてくれた。
本作を手がけたスティーヴン・S・デナイト監督がTHE RIVERに向けて明かしたところによると、このオブシディアン・フューリーは、前作のギレルモ・デル・トロ監督によるアイデアだったという。さらに監督は、オブシディアン・フューリーという名に落ち着くまでの裏話まで教えてくれた。
「オブシディアン・フューリーは、もともとは”ブラック・マリア”、次に”ブラック・マライア”という名前だったんです。僕はこっちが気に入ってたんですけど、マーベル・コミックの有名なヴィランの名で既に使われているということで、変更になったんですよ。」
マーベル・コミックにおけるブラック・マライアとは、原作コミックでは「ルーク・ケイジ」に登場する犯罪集団の巨漢黒人女性ボスのこと。Netflixドラマ「ルーク・ケイジ」ではコミックの設定を変え、汚職にまみれた女性議員マライア・ディラードとして登場。保身と欲望のために次第に裏のヴィランとしての顔を深めていた。
『パシフィック・リム:アップライジング』公式サイト:http://pacificrim.jp/