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ダニエル・クレイグ主演、『君の名前で僕を呼んで』ルカ・グァダニーノ監督の初タッグ作が正式始動 ─ イタリアでまもなく撮影開始

ルカ・グァダニーノ ダニエル・クレイグ
Maximilian Bühn https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Luca_Guadagnino_Call_Me_By_Your_Name_Press_Conference_Berlinale_2017.jpg | The Royal Navy https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Daniel_Craig_Made_Honourary_Commander_of_Royal_Navy_II.jpg | Remixed by THE RIVER

『007』『ナイブズ・アウト』シリーズのダニエル・クレイグ、『君の名前で僕を呼んで』(2017)『ボーンズ アンド オール』(2023)のルカ・グァダニーノ監督による初タッグ作『クィア(原題:Queer)』の製作が正式に決定し、まもなく撮影がスタートすることがわかった。米Varietyが報じている。

本作は2022年12月に企画が報じられていたもので、当時、グァダニーノ監督は実現に向けて資金調達にあたっていると伝えられていた。順調に準備が整ったようで、監督にとってはゼンデイヤ主演の恋愛スポーツ映画『Challengers(原題)』(2023年9月15日US公開)に続く新作となる。

『クィア』は『裸のランチ』などで知られる作家ウィリアム・S・バロウズの同名小説(邦題『おかま』)を映画化するもの。主人公のリーは、メキシコシティで、アメリカを追われた大学生たちやバーのオーナーたちと過ごしながら自分の人生を語る。内気で不安定なリーは、やがてアラートンという若い男を愛するようになり……。

役名が原作そのままかどうかは不明だが、ダニエルが主人公の男を演じ、彼が惹かれる若い男性役を「アウターバンクス」(2020-)のドリュー・スターキーが演じる。

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報道によると、その他の出演者には『ファントム・スレッド』(2017)のレスリー・マンヴィル、ウェス・アンダーソン作品や『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(2023)のジェイソン・シュワルツマン、『ニュー・ミュータンツ』(2020)のヘンリー・ザガ

脚本は『Challengers』でグァダニーノとタッグを組んだ劇作家ジャスティン・クリツケス、衣裳デザインは同じく『Challengers』に参加したJWアンダーソン創業者のジョナサン・アンダーソン。映画は全編メキシコシティを舞台に展開するが、撮影はグァダニーノ監督の拠点であるイタリア・ローマのチネチッタ・スタジオにて実施される。

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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