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『クワイエット・プレイス』新作映画が始動 ─ 続編ではなく「スピンオフ」か

クワイエット・プレイス PARTII
(C) 2021 Paramount Pictures. All rights reserved.

「音を立てたら、即死」。シンプルかつスリリングなコンセプトで人気を博する『クワイエット・プレイス』シリーズの新作映画(タイトル未定)が企画されていることがわかった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

『クワイエット・プレイス』は、音に反応して人間を襲う“何か”によって荒廃した世界を舞台に、生存者の家族・アボット家の戦いを描いたスリラー。新作映画は第1作・第2作を手がけたジョン・クラシンスキーによる原案を基に、『MUD -マッド-』(2012)『ラビング 愛という名前のふたり』(2016)のジェフ・ニコルズが脚本・監督を務める。物語は謎に包まれているが、米The Hollywood Reporter「スピンオフ」と報じた。

配給の米パラマウント・ピクチャーズは、新型コロナウイルスの影響を受け、第2作『クワイエット・プレイス PARTII』の米国公開日を2020年3月から2021年4月23日に延期している。一方で本作は2022年の劇場公開を予定しているため、いずれも順調に進行すれば2年連続でシリーズの新作が観られることになりそうだ。プロデューサーにはジョン・クラシンスキーのほか、シリーズを手がけてきたマイケル・ベイ、アンドリュー・フォーム、ブラッド・フラー、アライソン・シーガーが続投する。

映画『クワイエット・プレイス』新作映画(タイトル未定)は2022年米国公開予定。『クワイエット・プレイス PARTII』は2021年4月23日に米国公開予定。

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Source: Deadline, The Hollywood Reporter, Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。