『クワイエット・プレイス:DAY 1』米初動がシリーズ最高を記録、5,300万ドルの好発進

2024年6月28日より日米同時公開を迎えたホラー映画『クワイエット・プレイス:DAY 1』の米オープニング成績がシリーズ最大の数字を記録したことがわかった。米Varietyが報じている。
“音を立てたら、即死”の『クワイエット・プレイス』シリーズ最新作となる『クワイエット・プレイス:DAY 1』は、初週末で全米3,700箇所を超える映画館で封切られ、興行収入は5,300万ドルを記録。世界累計で9,850万ドルとなり、早くも6,700万ドルとされる制作費を回収した。
シリーズ最高のオープニング成績となった。2018年公開の第1作『クワイエット・プレイス』が5,000万ドル、コロナ禍で公開された第2作『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(2021)が4,800万ドルだった。
米国での配給を率いた米パラマウントのクリス・アロンソン氏は、「我々はファンが望むものに耳を傾けました」とコメント。「このオリジンストーリー、舞台を新しい都市にしたこと、そして新鮮なキャラクターたち、これらすべてが観客の幅を広げることに繋がりました」と成功の要因について述べた。
アロンソン氏の言う通り、『クワイエット・プレイス:DAY 1』ではキャストや舞台が一新。メインキャストには『ブラックパンサー』シリーズのルピタ・ニョンゴや「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)で大ブレイクしたジョセフ・クインが起用された。舞台はこれまでの田舎町からニューヨークへと移り、世界が沈黙した日“DAY 1”の出来事が描かれる。
メガホンを取るのはニコラス・ケイジ主演のスリラー映画『PIG/ピッグ』(2022) で注目を浴びた新鋭監督マイケル・サルノスキ。前2作の監督を務め、リー・アボット役としても出演したジョン・クラシンスキーがプロデューサーを務めている。
『クワイエット・プレイス:DAY 1』は公開中。
▼『クワイエット・プレイス』 の記事
『クワイエット・プレイス Part3』進行中、「準備を始めたところ」 ─ 音を立てたら即死サバイバル、再び 『DAY ONE』とは別 『ブラックパンサー』ルピタ・ニョンゴ、末期がん患者役の経験がチャドウィック・ボーズマンの喪失を「癒やしてくれた」 『クワイエット・プレイス:DAY 1』で演じる 絶叫不可避?『クワイエット・プレイス:DAY 1』本予告で無音の恐怖再び ─ ルピタ・ニョンゴ&ジョセフ・クイン共演 舞台は騒音だらけのニューヨークに 『クワイエット・プレイス:DAY1』日本オリジナル特報映像が公開 ─ 河西健吾によるナレーション入り シリーズ初の日米同時公開 『デッドプール&ウルヴァリン』米映画ファンが「この夏最も期待する映画」1位に選出 ─ 『バッドボーイズ』『怪盗グルー』新作が続く 『バッドボーイズ』『怪盗グルー』が続く
Source:Variety