ダニエル・ラドクリフ、『ハリー・ポッター』シリウスとルーピン役を演じてみたい

2021年11月、『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)の劇場公開から20周年を迎える。長きに渡り愛され続けているファンタジー・シリーズにて、ハリー・ポッター役を長きに渡り演じたのは、ダニエル・ラドクリフ。『スイス・アーミー・マン』(2016)『ガンズ・アキンボ』(2019)など当時とは打って変わり、現在では奇想天外な役柄を演じることの多い俳優だが、『ハリー・ポッター』シリーズに再び出演することになったら、一体何役を演じたいと思うのだろうか?
Happy Sad Confused(The Wrap経由)にてラドクリフは、『ハリー・ポッター』リブート企画が仮にも実現した際には、ハリー役ではなく、「シリウスかルーピンを演じてみたいです。ふたりはいつも最高と思っていたので」と話している。シリウスとはハリーの名付け親で、アズカバン刑務所から脱獄した人物。映画版で演じたのは、『Mank/マンク』(2020)などのゲイリー・オールドマンだ。一方のルーピンは、ホグワーツの先生であり、アルバス・ダンブルドア率いる不死鳥の騎士団の一員であり、そして狼人間でもある。『ネイキッド 快感に満ちた苦痛』(1993)などで知られる俳優、デヴィッド・シューリスが同役を演じた。
そんな名優たちに囲まれながら撮影したことが、シリウスとルーピンを演じたい理由に繋がっているようだ。「思い出補正があるのは間違いありません。あの方々たちと一緒に撮影しましたし、それは僕にとってお気に入りの思い出のひとつなので」。なお、トム・フェルトンもまた過去に、『ハリー・ポッター』リブート企画の実現に意欲を示しており、ドラコ・マルフォイ役の再演もしくは、ルシウス・マルフォイ役を演じたいと伝えていた。現時点では、『ハリー・ポッター』リブート企画は残念ながら計画されていないが、実現した際にはいずれの俳優も快く参加してくれそうだ。
Source: Comicbook.com , The Wrap