『ランボー ラスト・ブラッド』続編の可能性、シルベスター・スタローンが回答

シルベスター・スタローン代表作『ランボー』シリーズは、最新作『ランボー ラスト・ブラッド』(2019)にて遂に完結を迎えた。しかし、完結したとは言え続編を求める声もある。果たして、“凶暴な男”が再び帰って来る可能性はあるのだろうか……?
『ランボー』シリーズは、ベトナム帰還兵のジョン・ランボーの活躍を描き、シルベスター・スタローンのアクション・スターとしての地位を不動のものにした作品。『ランボー』(1982)を皮切りに、『ランボー ラスト・ブラッド』(2019)に至るまで計5作品が製作されている。
この度、Instagramにて『ランボー』の新作映画について問われたところ、シルベスター・スタローンは「配信向けの前日譚でなければ、やるべきではないでしょう」と答えている。言葉の通り、実現自体は否定されていないが、仮に新作映画が製作されることになった場合にも、『ランボー ラスト・ブラッド』以降の物語が描かれる可能性は低いと言えるだろう。
若き日のランボーを描く前日譚となれば、続投にあたり年齢的な問題が発生してしまうため、新たに若い俳優を起用する必要があるだろう。あるいは、マーティン・スコセッシ監督『アイリッシュマン』(2019)で使用されたようなデジタル技術を駆使することも可能性としては考えられる。
ランボーの過去については以前、シルベスター・スタローンが「彼以上に最高の男はいません」と語っていた。「彼はチームのキャプテンで、学校で最も人気のある少年でした。スーパーアスリートです。彼はジム・ソープのような存在でしたが、戦争が彼を変えてしまったんです。その前に出会っていれば、彼は完璧だったでしょう」。
また、「配信向け」という言葉の真意も気になるところだ。映画ではなく、ドラマシリーズでじっくり描きたいということだろうか。いずれにせよ、何らかの形で動きがあることに期待したい。
▼シルベスター・スタローンの記事
ジェイソン・ステイサム暴力ビートメイキング『A Working Man』レッドバンド予告編 ─ 『ビーキーパー』監督と再タッグ、働く男のブチギレ救出劇 脚本はスタローン 『ランボー』怒りのコラボ、『World of Tanks』で「バトルパス・スペシャル:ランボー」開催 不屈の精神を具現化 ジェイソン・ステイサム新作『A Working Man』キレた現場作業員がもちろん悪を一掃 ─ 武器ソムリエも参戦、脚本はスタローン 一人スーサイド・スクワッド 『クリフハンガー』リブート、スタローン不在で進行 ─ 新主演はリリー・ジェームズ&ピアース・ブロスナン、すでに撮影開始 『ツイスターズ』スタイルか 『ランボートリロジー4K』10月25日より全国公開決定 ─ 豪華4Kレストア版、スタローン演じる最高の戦闘員が帰還する 「何も終わっちゃいない」
Source: Movie Web , Sylvester Stallone