ザック・スナイダー最新作『Rebel Moon』にレイ・フィッシャー&チャーリー・ハナムら9名の新キャストが発表

『アーミー・オブ・ザ・デッド』(2021)のザック・スナイダー監督によるSFファンタジー大作『Rebel Moon(原題)』に、『ジャスティス・リーグ』(2017)のレイ・フィッシャー、『パシフィック・リム』シリーズなどのチャーリー・ハナムらが出演することがわかった。米Deadlineが報じている。
『Rebel Moon』は、銀河の辺境にある平和なコロニーを暴君バリサリウスの軍隊の侵略から救うべく、謎めいた過去を持つ女性が、近隣の惑星から戦士たちをかき集めて立ち上がるという物語。主演には、『キングスマン』(2014)『アトミック・ブロンド』(2017)などのソフィア・ブテラが抜擢されている。
スナイダー監督と『ジャスティス・リーグ』からの再タッグを飾るフィッシャー、そしてハナムと共に発表されたキャストには、『キングスマン:ファースト・エージェント』(2021)のジャイモン・フンスー、『クラウド・アトラス』(2015)のペ・ドゥナ、『ハンガー・ゲーム』シリーズのジェナ・マローン、「SUPERGIRL/スーパーガール」(2015-2021)のスタズ・ネア、『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(2018)のスカイ・ヤンが名を連ねている。ほか、本作で長編映画デビューを飾る2人の新人俳優、E・ダフィーとシャーロット・マギーが起用された。
一部のキャストについては、役どころも判明している。米The Hollywood Reporterによると、フンスーはティトゥスという名の将軍、ドゥナは剣術に長けた女神、フィッシャーはブラッド・アックスという名の抵抗軍の戦士を演じるという。
本作は、元々スナイダー監督が、黒澤明の『七人の侍』(1954)に触発された『スター・ウォーズ』の新作企画として米ルーカスフィルムに持ち込んだもの。提案が見送られた後も、本企画をスナイダーは独立した作品として温めており、『アーミー・オブ・ザ・デッド』(2021)でタッグを組んだNetflixで再始動させた。
スナイダーは監督・製作・脚本・原案を兼任。共同脚本には『アーミー・オブ・ザ・デッド』のシェイ・ハッテン、『300 〈スリーハンドレッド〉』(2006)のカート・ジョンスタッドが就任している。製作には、スナイダーの妻で映画プロデューサーのデボラ・スナイダーほか。撮影は2022年4月にスタートする見込みだ。