「ウォーキング・デッド」ノーマン・リーダス、撮影中に起きた脳震盪について語る「死ぬかと思いましたよ」

2022年3月11日(米現地時間)「ウォーキング・デッド」シーズン11の撮影中に脳震盪を起こしていた、ダリル役のノーマン・リーダス。米Entertainment Weeklyのインタビューで、それがいかに恐ろしい体験だったかを明かしている。
「ウォーキング・デッド」最終話の撮影中に起きた事故でリーダスは脳震盪を起こし、撮影は急きょ数日間の延期となった。リーダスの代理人は当時「彼は順調に回復しており、まもなく仕事に復帰します」と声明を出したが、リーダスいわく、実際は報道内容よりもずっと深刻な状態だったという。
「あれは恐ろしかった。個人的には、あの試練すべてが恐怖でした。死ぬかと思いましたよ。とても深刻で、怖かった。顔や頭を殴られたことは何度もあるし、車の窓を突き破ったこともあるけど、あれ(脳震盪)はものすごく強烈な打撃でした。」
事故の後に様々な検査を受けたリーダスは、その時の様子を次のように振り返った。「神経科医にも診てもらい、色々な検査を受けました。光の検査は引っかかりましたね。念のため私道には警備員を配置し、部屋の中を壁につかまって歩きました。もう気が狂いそうでしたよ」。
またリーダスは、この事故によって撮影延期となったことに罪悪感を覚えたという。「1年以上かけて撮影していたのに、自分がベッドで寝ているせいで撮影をいくつか延期しなければならなかったんです。だから自分が現場にいないこと、みんなが『1週間遅れる?2週間遅れる?』となっていることへの罪悪感に悩まされました」。
肉体的にも身体的にも深刻なダメージを受けたリーダスだが、無事に回復を遂げ、元気な姿でフィナーレの撮影を終えることができた。「ウォーキング・デッド」終了後はリーダス演じるダリルのスピンオフ・シリーズが待機しているが、またこのような事故が起きないことを願うばかりだ。
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Source:Entertainment Weekly