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ジェレミー・レナー、『ナイブズ・アウト』最新作は「マーベル映画のよう、何も知らない」

東京コミコン2018 ジェレミー・レナー
© THE RIVER

ダニエル・クレイグ主演、ライアン・ジョンソン監督による人気シリーズ『ナイブズ・アウト』の最新作『WAKE UP DEAD MAN: A KNIVES OUT MYSTERY(原題)』は「まるでマーベル映画のよう」──。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のホークアイ役で知られるジェレミー・レナーが、謎に包まれた本作への出演について語った。

『WAKE UP DEAD MAN』は、クレイグ演じる名探偵ブノワ・ブランが「かつてないほど危険な事件」に挑む一作。プロットやキャラクターなどの情報は一切明かされておらず、ポッドキャスト「Happy Sad Confused」に登場したレナーも、「何も言えないんです。僕の出番が使われているのかどうかもわからない」と冗談めかした。「僕も観るのが楽しみですよ。何も知らないから、マーベル映画のように……自分が何をしたのかも知りません」。

そもそもレナーは、前作『ナイブズ・アウト:グラス・オニオン』(2022)で本人役としてカメオ登場済み。エドワード・ノートン演じる大富豪マイルズ・ブロンの屋敷には、ホットソースの販売事業を展開している(という設定の)レナーから毎年大量のホットソースが送られてくるという設定だったのだ。

これを踏まえたうえで、レナーは本作でどんな役回りを演じているのか。監督・脚本のライアン・ジョンソンを、レナーは「本当に面白い男」と絶賛。「素晴らしい男で、賢いし、とても親切。いつも落ち着いているし」と語り、今回の仕事に満足していることを強調した。

共演はクレイグのほか、ジョシュ・オコナー、グレン・クローズ、ジョシュ・ブローリン、ミラ・クニス、ケリー・ワシントン、アンドリュー・スコット、ケイリー・スピーニー、ダリル・マコーマック、トーマス・ヘイデン・チャーチ。レナーいわく、この顔ぶれが「出演を引き受けた最大の理由だった」という。

ところで、レナーが「何も知らない」というのはどこまで事実なのかはわからない。「全編の脚本を読んでいますよね?」と尋ねられると、「うん、たぶん。いや、脚本なんてあったかな。僕、なにか言いました? 何を言っていいのかも知らなくて」とすっとぼけている。

ちなみにジョンソン監督は、前作『グラス・オニオン』にレナーがカメオ登場していたことについて、以前「この作品で適切な役を演じているので、ソースの件は画面外に置いておくことにしましょう」と話していた。すなわち別人の設定と考えるのが自然そうだが、レナーがジョンソン監督を称える口ぶりから邪推するに、さらなる仕掛けが準備されていてもおかしくない……?

Netflix映画『WAKE UP DEAD MAN: A KNIVES OUT MYSTERY(原題)』は2025年独占配信。

Source: Happy Sad Confused

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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