ブレンダン・フレイザー、東京舞台の新作映画で主演 ─ 日本で撮影、HIKARIが監督・共同脚本に就任

『ザ・ホエール』(2022)のブレンダン・フレイザーが新作映画『Rental Family(原題)』で主演を務めることがわかった。日本が題材の作品となる。米Varietyが報じている。
舞台は東京。日本でレンタル家族サービスを提供する企業に雇われた無一文のアメリカ人俳優の男が、他人の人生を演じる生活を通して思いがけない自分探しの旅に出ていく物語が描かれる。
監督・共同脚本・製作には2020年の日米合作映画『37セカンズ』で長編デビューを飾ったHIKARIが就任。Netflixドラマ「BEEF/ビーフ」(2023)のエピソード監督を務めるなど、ハリウッドを拠点に活動している注目のフィルムメーカーだ。2019年から本企画に着手していたという。
撮影は日本で実施される見込み。2024年春の主要撮影スタートが目指されている。製作・配給は米ディズニー傘下のサーチライト・ピクチャーズが担当。『37セカンズ』の山口晋とステファン・ブラフトが製作として参加し、ブラフトはHIKARIとともに共同脚本も兼任している。
『センター・オブ・ジ・アース』(2008)や『ハムナプトラ』シリーズなど、アクション作品で人気を得たブレンダン・フレイザー。一時期は表舞台で姿を見せなくなったが、2022年公開の映画『ザ・ホエール』で悲願のアカデミー賞主演男優賞受賞を果たし、ハリウッドに返り咲いた。直近では、マーティン・スコセッシ監督最新作『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(2023)での熱演も話題となった。
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Source:Variety