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ブレンダン・フレイザー主演『Rental Family』平岳大&柄本明が出演へ ─ 日本での撮影まもなくスタート

Rental Family
(C)Kenta Hirama / (C)Chad Griffith

『ザ・ホエール』(2022)のブレンダン・フレイザーと『37セカンズ』(2020)の日本人監督HIKARIがタッグを組む『Rental Family(原題)』に、平岳大と柄本明の出演が決定した。いよいよ2024年3月より日本での撮影がスタートする。

本作は、東京で暮らす孤独で落ちぶれた俳優が、“アメリカ人男性”として日本の「レンタル・ファミリー」会社に雇われ、他人の人生の誰かの身代わりを演じることになる物語。その過程で、人との繋がりや自らが家族の一員として受け入れられる喜びを思いがけず再発見していく。

監督を務めるHIKARIは、「この作品『Rental Family(原題)』を世界に届けることはまさに夢のようです」と喜びのコメントを寄せており、「サーチライト・ピクチャーズとSight Unseen Productions(製作会社)の惜しみないサポート、この映画の製作に尽くしてくれる素晴らしいキャスト、スタッフ、そして何より、多才で、信じられないほどの思いやりと魂を持つブレンダン・フレイザーが私たちの映画作りの旅のヒーローになってくれた決断に心から感謝しています」と感謝の想いを語っている。

サーチライト・ピクチャーズ社長のマシュー・グリーンフィールドは、「この作品は私たちにとって非常にエキサイティングなプロジェクトであり、広く共感を呼ぶと確信しています。HIKARI監督とともに、完璧なキャストと製作陣を準備することができました。皆さんにこの映画を見ていただくのが今から待ちきれません」と期待とともに確かな自信をみせている。

ブレンダン・フレイザーや「Pachinko パチンコ」の山本真理に加えて出演が発表された平岳大は、現在世界的な高評価&大ヒットを記録しているFX製作ドラマ「SHOGUN 将軍」に出演中。ラミ・マレックとレイチェル・ブロズナハン共演のアクション・スリラー大作『Amateur(原題)』にも出演を予定している。その他の海外作品として、『グランツーリスモ』(2023)『G.I. ジョー:漆黒のスネークアイズ』(2021)があり、Netflixシリーズ「Giri / Haji」では英国アカデミー賞テレビ部門の主演男優賞にノミネートされた。

ブレンダンと重要なシーンを演じるもう一人の共演者として、日本を代表する俳優、柄本明が決定。柄本はその独特の存在感と卓越した演技力で、舞台、映画、テレビなど幅広いジャンルで活躍している。2人がブレンダン・フレイザーとどのような役柄で共演を果たすのか期待が高まる。

撮影スタッフには、共同脚本・撮影監督の『37セカンズ』スティーヴン・ブレイハットのほか、美術に磯田典宏(北野武監督作品『座頭市』)、編集にトーマス・A・クルーガー(「SHOGUN 将軍」『37セカンズ』)、衣装デザイナーに望月恵(『37セカンズ』)、ヘアメイクアーティストとして百瀬広美(『そして父になる』)の参加が決定している。本作の撮影は2024年3月から5月まで日本で予定されており、劇場公開日は後日発表予定。続報に期待しよう。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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