『チップとデール』実写映画の予告編、完全にオトナ向けだった ─ 例の『キャッツ』イジリ、様々な映画パロディが登場するなど

ディズニーの人気キャラクター、チップとデールの新たなる実写映画『Chip ‘n Dale: Rescue Rangers(原題)』の予告編映像が米公開となった。チップとデールと聞いて子ども向け作品かと思いきや、意外にも(?)大人の映画ファンを喜ばせるような内容であるようだ。
『Chip ‘n Dale Rescue Rangers』は、これまでにも邦題『チップとデールの大作戦』として製作されたアニメシリーズの新作となるようだが、本作はむしろ大人の方が笑える内容になりそう。
作品は実写と2D、3Dアニメのハイブリッド。同類作品としては2021年に『トムとジェリー』実写版があったが、こちらでは2Dアニメのチップと、「CG手術」を施して立体化したデールが一緒に登場するという点が新しい。
物語の舞台は現代のロサンゼルス。チップとデールは、かつて成功したテレビシリーズが打ち切られてから数十年が経っている、というやたらメタ的な世界観設定である。
映像をよく見ると、様々な映画のパロディネタが仕込まれている。バットマンのTシャツを着た女性や(ワーナー作品ならまだしも、これはディズニー作品のはず?)、『インディ・ジョーンズ』『ジュラシック・パーク』パロディや、『マイリトルポニー』までもが登場。『アラジン』の魔法の絨毯に乗ったキャラクターも映り込む。様々な作品のキャラクターが登場するようで、さながらディズニー版『レディ・プレイヤー1』『スペース・プレイヤーズ』といった楽しさがありそう。
さらに、「CGと実写の融合作品」の失敗をディスるというブラックユーモアまで。映像の後半では、悪名高い実写版『キャッツ』(2019)のような猫人間が奇妙な喧嘩をしている側で「ああいうアニメーションあったよね。リアルに見えるけどなんかおかしいってやつ」とチクリ。最後に登場した「ボブ」というキャラクターは、“こっちを見ているはずなのに目線の先がおかしい”というCGキャラクターのあるあるを体現しているようだ。
チップ役の声優が『サタデー・ナイト・ライブ』のジョン・ムレイニー、デール役が「ザ・ロンリー・アイランド」のメンバーにして「ブルックリン・ナイン-ナイン」などで知られるアンディ・サムバーグという布陣。監督も「ザ・ロンリー・アイランド」のメンバーであり、『パーム・スプリングス』(2020)でもサムバーグと共に笑いと感動を届けたアキヴァ・シェイファーだ。
『Chip ‘n Dale: Rescue Rangers(原題)』は2022年5月20日、Disney+にて配信予定。
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