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『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』続編の可能性、ウェスカー役は復帰に前向き ─「スタジオも喜んでいる」

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ
(LtoR) Robbie Amell, Chad Rook, Hannah John Kamen, and Tom Hopper in Screen Gems RESIDENT EVIL WELCOME TO RACCOON CITY

『バイオハザード』ホラーゲームシリーズの原点を描いた新たな映画、『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』は2021年11月に米国公開され、2022年1月に日本上陸を果たした。米国公開からすでに半年以上が経っているが、現時点では続編に関する発表はなされていない。果たして、その可能性はいかに?

この記事には、『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』のネタバレが含まれています。

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ
(L to R) Tom Hopper, Chad Rook, Hannah John-Kamen, Robbie Amell in Screen Gems RESIDENT EVIL WELCOME TO RACCOON CITY

『バイオハザード』オリジナルゲームの1作目と2作目を基に映画化された本作では、ラクーンシティを舞台に、クレア&クリス・レッドフィールドらがアンブレラ社の秘密の人体実験に迫る物語が描かれた。ふたりのほかには、アルバート・ウェスカーやジル・バレンタイン、レオン・S・ケネディ、そしてあのリサ・トレヴァーというおなじみのキャラクターたちまで勢揃い。

本編の最後では、クリス&ジル&シェリー&クレア&レオンが生存者であることが判明したが、その後に登場したポストクレジットシーンでは、死亡したと思われていたウェスカーが、まさかの復活を遂げたのである。なぜ生きているのか、なぜ目が見えなくなっているのか、状況を全く理解できず困惑するウェスカーだったが、そこにゲームでおなじみのキャラクターであるエイダ・ウォンが登場。そしてウェスカーはトレンドマークであるサングラスを彼女から渡されるのだった。まさしく続編を示唆する展開が描かれたわけだ。なおウェスカーを演じたのは、Netflixシリーズ「アンブレラ・アカデミー」(2019−)などのトム・ホッパーである。

『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』の続編製作の鍵となるのは、その評価と興行収入になるだろう。まず評価に関しては、批評家からは手厳しいものとなっており、シリーズファンからも賛否両論という結果となっているBox Office Mojoによると本作の全世界興行収入は、2,500万ドルの製作予算に対して、3,800万ドル以上とのことだ。劇場公開では思うように振るわなかった一方、すでに米国や日本をはじめ世界各国で配信が開始されており、トム・ホッバーによれば、スタジオ側は配信状況に満足しているそうだ。ScreenRantのインタビューにて以下のように続編の可能性について言及している。

「僕が知っているのは、オンデマンドで非常に成功して、多くの方々がこの作品を家で観てくれたということです。だから、コンスタンティンやソニー、作品を運営する全ての方々はとても喜んでいると思います。それに僕自身、アルバート・ウェスカー役をまた演じたいんです。“この人に慣れることができる”と思えるような終わり方でしたし、彼の行く先も、とても興味深いものになると思うので、(続編には)ぜひ期待したいですね。」

トム・ホッバー本人も続編の話についてはまだ聞かされていない様子だが、企画が前進することに期待を寄せており、ウェスカーをさらに掘り下げていくことにも前向きな姿勢だ。続編が製作された際には、ゲームのようなよりダークなウェスカーが、クリスたちと対決する姿に期待したい。

Source: ScreenRantBox Office Mojo , Deadline

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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