ライアン・レイノルズ、スタントアクションからの引退を示唆? ─ 「色々と痛み始めて」「ひどすぎたら身を引く」
『デッドプール』シリーズや『フリー・ガイ』(2021)などで知られるライアン・レイノルズが、加齢に伴うスタントアクションの限界を語った。近年もアクション映画へ積極的に出演してきたライアンだが、今思うこととは……?
自身が主演を務める新作タイムトラベルSF映画『アダム&アダム』の試写イベントの場で米Varietyの取材に応じたライアンは、本作でも自ら挑んだというスタントアクションについて言及。インタビュアーから「痛い痛いと言いながら帰宅しているんですか?」と訊かれるや、「鎮痛剤をシリアルみたいに食べるなんて許可されていないじゃないですか」と、質問の通りであることを認めている。
20代のうちから積極的にアクション作品に出演してきたライアンも今では45歳。変わらず自らスタントをやってのける精力ぶりだが、実は10年ほど前から身体の変化を感じてきていたという。「色々と痛み始めてきますよね。僕は35歳になってから、コンクリートに向って放り投げられることが面白いと感じなくなりました」とライアン。「何なら地獄にアップグレードされました」と得意のジョークで返すも本音であることには違いないようだ。
それでもライアンは、「僕は映画におけるフィジカルの部分がとても好きで、出来る限り自分で挑戦することは重要だと思います」と語る。今後ライアンは、『デッドプール』シリーズ第3作を控えており、2022年中に撮影が開始される可能性もあるという。これまで通りライアンがスタントに挑むかどうかは定かでないが、「もしひどすぎると感じるものがあったり、他に鍛えられたプロの方がいたりするのならば、その時は僕も身を引きます」と心境を明かした。
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Source: Variety